件名: 【重要】12月お支払金額のご案内
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日付 : 2025/12/30 18:19:00
「利用通知」と「請求額通知」をごちゃ混ぜ! 年末のドサクサVpass詐欺
【みぬ犬の独自分析メモ】
これは2025年12月30日 18:19:00の最新検体です。
三井住友カード(Vpass)を装ったメールですが、犯人は**「カード利用のお知らせ(速報)」と「お支払い金額確定のお知らせ(月次請求)」**の違いを全く理解していません。
- 【件名と中身の決定的矛盾】件名:【重要】12月お支払金額のご案内本文:12月30日 10:22:56 のお支払い金額 53,642円ここが最大の矛盾です。「お支払い金額のご案内」とは、通常「今月銀行から引き落とされる合計金額(請求額)」を知らせるものです。しかし本文では「12月30日の10時22分に使った53,642円」という、たった1回の利用速報のような書き方をしています。「1ヶ月分の請求総額」と「1回の買い物金額」を混同している、ありえない構成です。
- 【唐突な脅し:セキュリティアップグレード】本文:不正利用されている可能性があります。安全のため…セキュリティアップグレードを行ってください。利用通知メールの中に、いきなり「不正利用かも」「アップグレードしろ」というボタンがあるのは異常です。本物の利用通知は「使いましたよ」と知らせるだけで、その場でセキュリティ設定をいじらせたりはしません。
- 【文字化けの痕跡:アプリ?LINE】本文:アプリ?LINEでも「アプリ・LINE」あるいは「アプリ、LINE」となるべき区切り文字が、**「?」**に文字化けしています。これも海外製の詐欺ツールによるエンコードミスの典型例です。
【ひと目でわかるサマリーBOX】
| 項目 | 内容 | |
| :— | :— | |
| 危険度 | ★★★★☆(金額がリアルで、年末の買い物と錯覚しやすい) |
| 【手口】カテゴリー | カード利用偽装
通知タイプの混同(請求額 vs 利用速報)
文字化け(?マーク)
セキュリティ不安煽り |
| 【なりすまし先】 | 三井住友カード(Vpass) |
| 見抜くポイント | ①「請求額案内」のメールなのに「特定日時の1回の利用」だけが書かれている
②「アプリ?LINE」などの文字化けがある
③利用通知メールから直接「セキュリティアップグレード」へ誘導される |
| 主なターゲット | 三井住友カード利用者(年末にカードを使った人) |
【フィッシー団長の悪巧み】
クックック…大晦日前日はみんな買い物をしてるだろ?
「53,642円」の決済があったって言えば、「えっ、何買ったっけ!?」って絶対に焦るはずだ。
件名は「請求額」にしておけば開封率も上がる。
中身は「不正利用かも」と脅して、偽のログイン画面(Vpass)に誘導だ!
「アプリ?LINE」?
また「?」になっちゃったか。
まあいい、みんな忙しいから細かい記号なんて見てないさ!ガッハッハ!
【探偵たちの捜査会議】
🐰ペコン:
「うわあああ!先輩!Vpassから『12月のお支払い金額』が来ました!
12月30日 10:22に『53,642円』!?
ええっ!? 今日の午前中にそんな買い物してませんよ!
コタツで寝てましたもん!
『不正利用されている可能性』があるって書いてあります!
やっぱり! 早く『セキュリティアップグレード』しないと!」
🐱カワミ:
「ペコン君、アップグレードが必要なのは犯人の知識だニャ!
証拠①:タイトルの嘘
『お支払い金額のご案内』は、1ヶ月分のまとめ請求のことだニャ。
『たった今の買い物』を知らせるメールじゃないニャ。
犯人は『利用通知』と『請求確定通知』の区別もついてないド素人だニャン!
証拠②:誘導への急展開
『5万円使いました』→『不正利用かも』→『ここをクリック』。
話が急すぎるニャ。
本物の利用通知は、ただ淡々と『利用がありました』と伝えるだけだニャ。
そのメール内でいきなり『システム更新』をさせるなんて、詐欺の手口そのものだニャン!
証拠③:ハテナの謎
『アプリ?LINE』。
また出たニャ。記号が『?』になる文字化けだニャ。
三井住友カードが自社の宣伝文句でミスるわけないニャン!」
🐶みぬ犬:
「その通りだ!
この検体は、**『年末のカード利用(おせちや帰省準備など)』**で覚えがない金額が来たら焦る、という心理を突いた攻撃だ。
だが、メールの構造(件名と本文の不一致)が破綻しており、冷静に見れば偽物だと分かる。
鉄則を忘れるな!
『“利用通知”や“請求額案内”のメールに、セキュリティ設定へのリンクボタンがついていたら100%詐欺!』
『“アプリ?LINE”のような文字化けを見つけたら、即座にゴミ箱へ!』
こんな基本用語も使い分けられないなりすましメール、自信を持ってゴミ箱にシュートだぜ!」
【みぬ犬の総括】
本物の「ご利用通知サービス」との違い:
三井住友カードの正規の利用通知メールには、通常「ご利用日時」「ご利用金額」「ご利用先(加盟店名)」が記載されます。
今回の詐欺メールのように**「加盟店名(どこで使ったか)」を書かずに**、いきなり「不正利用の可能性」「リンクへ誘導」とするものは偽物です。
「どこで」を隠すことで、受信者の不安を煽っているのです。
【この事件から学べる防衛術】
教訓:覚えのない請求は、メールではなくアプリで裁く。
今すぐできる対策:
✅ Vpassアプリで確認:
「53,642円」という利用が本当にあるのか?
メールのボタンは絶対に押さず、スマホのVpassアプリを開いて「ご利用明細」を見てください。
そこに載っていなければ、このメールは完全なる嘘です。
✅ 件名の違和感:
「お支払い金額(Monthly Bill)」と「ご利用のお知らせ(Usage Notice)」は別物です。
ここが混ざっているメールは詐欺です。
✅ 文字化けチェック:
「アプリ?LINE」。
日本企業からのメールで、文脈に合わない「?」があったら、それは海外からの攻撃の合図です。
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