件名: 【えきねっと】重要なお知らせ
送信元 : zytnrax@ztnb.org
Cc :
Bcc :
添付 :
日付 : 2022/4/25 19:53:03
クレジットカードが「永遠に」ロック!? 語彙力が壮大すぎるえきねっと詐欺
【みぬ犬の独自分析メモ】
これは2022年4月25日 19:53:03のアーカイブ検体です。
このメールは、フィッシング詐欺界の**「迷翻訳(面白日本語)」として語り継がれるべき傑作です。
犯人はユーザーを脅そうとするあまり、ビジネスメールではありえない「ファンタジー小説のような言葉」**を使ってしまいました。
- 【伝説の脅し文句:永遠にロック】本文:そちらのクレジットカードが永遠にロックされることになります。「永遠(Eternally/Forever)」。日本の企業が、顧客に対して「未来永劫、永久に封印する」なんて詩的な宣告をすることはありません。通常は「利用停止」「無効化」などの事務的な言葉を使います。おそらく permanently locked(恒久的にロック)を翻訳ソフトにかけたら、ニュアンスがズレて「永遠に(時を超えて)」になってしまったのでしょう。
- 【投げやりなドメイン:ztnb.org】送信元:zytnrax@ztnb.orgJR東日本の「えきねっと」なのに、ドメインは謎の4文字 ztnb。しかも .org(非営利団体などが使うドメイン)です。JRとは何の関係もない、捨てアドレスからの送信です。
- 【距離感のおかしい日本語】本文:下にそちらのアカウントを登録し顧客のクレジットカードやアカウントを**「そちらの(Socrhira-no)」**と呼ぶのは、ビジネス日本語として不自然かつ失礼です。「お客様の」と言うべきところです。また、【えきねっと】に対するご利用をありがとうございました。 も、「~をご利用いただき」が自然であり、「対する」という表現は違和感があります。
【ひと目でわかるサマリーBOX】
| 項目 | 内容 | |
| :— | :— | |
| 危険度 | ★★☆☆☆(「永遠」のインパクトで偽物とバレやすい) |
| 【手口】カテゴリー | アカウントロック偽装
不自然な翻訳(永遠にロック)
ランダムドメイン悪用 |
| 【なりすまし先】 | えきねっと(JR東日本) |
| 見抜くポイント | ①「永遠にロック」という大げさな表現
②「そちらの」という他人行儀な呼び方
③送信元が ztnb.org という謎の団体 |
| 主なターゲット | えきねっと利用者 |
【フィッシー団長の悪巧み】
クックック…ただの「利用停止」じゃ怖くないだろ?
もっと絶望的な言葉が必要だ…。
そうだ! **「永遠(Forever)」**だ!
「お前のカードは永遠に使えない!」って言われたら、その壮大さに震え上がるはずだ!
え? 日本の会社はそんなこと言わない?
知るか! インパクト勝負だ!
ドメインは適当な .org でいいや。誰か拾ってくれ!ガッハッハ!
【探偵たちの捜査会議】
🐰ペコン:
「うわあああ!先輩!えきねっとから『重要なお知らせ』です!
『クレジットカードが永遠にロックされる』って書いてあります!
ええっ!? 永遠に!?
一生? 来世まで!?
僕、そんな重い罪を犯したんですか!?
『そちらの』って呼ばれてるのも、なんか突き放された感じで怖いです!」
🐱カワミ:
「ペコン君、その呪いは翻訳ソフトのせいだニャ!
証拠①:時を超えるロック
『永遠にロック』。
思わず笑っちゃったニャ。
魔法使いに封印されるわけじゃないんだから、普通の会社は『無効化』とか『停止』って言うニャ。
翻訳エンジンのセンスが独特すぎるニャン!
証拠②:他人行儀な呼び方
『そちらのアカウント』。
指差して言われてるみたいだニャ。
日本語のビジネスメールなら『お客様のアカウント』だニャ。
英語の『Your account』を直訳するとこうなることがあるニャン!
証拠③:怪しい組織
送信元を見るニャ。『ztnb.org』。
JR東日本は .org(非営利組織)じゃないニャ。
『https://www.google.com/url?sa=E&source=gmail&q=eki-net.com』じゃないメールは、全部偽物だニャン!」
🐶みぬ犬:
「その通りだ!
この検体は、**『機械翻訳の限界』**が露呈した、ある意味で愛すべき(?)失敗作だ。
『Permanent(恒久的)』を『Eternal(永遠)』と訳してしまったことで、脅迫文がポエムになってしまった!
鉄則を忘れるな!
『“永遠に” “永久的に” “破棄される”など、言葉選びが極端にドラマチックなメールは詐欺!』
『“そちらの” “あなたの”と連呼するメールは、英語からの直訳!』
こんな壮大すぎる言葉を使うなりすましメール、自信を持ってゴミ箱にシュートだぜ!」
【みぬ犬の総括】
えきねっとを騙る詐欺は、「自動退会処理」を装うものが主流ですが、たまにこうした「カード情報の再入力」を求めるタイプも来ます。
本物のえきねっと(JR東日本)は、メールでクレジットカード情報の再入力を求めることは絶対にありません。
「永遠に」というキーワードが出たら、それはもうフィッシング詐欺の確定演出(サイン)です。
【この事件から学べる防衛術】
教訓:公式は、ポエムを詠まない。
今すぐできる対策:
✅ 大げさな言葉に笑う:
「永遠にロック」「全資産が凍結」「法的措置を即座に」。
不安を煽るための過剰な表現は、詐欺師の焦りの裏返しです。
日本の企業はもっと事務的で冷徹(?)です。
✅ 送信元ドメインの確認:
えきねっとの公式は eki-net.com です。
ztnb.org や amazon.co.jp(使い回し)などから来るえきねっとメールは全て偽物です。
✅ リンクは踏まない:
「情報を確認」ボタン。
これを押さずに、ブラウザのブックマークから「えきねっと」にログインしてください。
本当に問題があれば、マイページに通知があるはずです。
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