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迷惑メール・詐欺メールを実例で解説!
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[LINE緊急問題]

件名: [LINE緊急問題]


送信元 : fiwcpyhnum@umd.net.cn



Cc :


Bcc :


添付 :


日付 : 2019/10/12 6:09:46


お客様のLINEアカウントに異常ログインされたことがありました。お客様のアカウントの安全のために、ウェブページで検証してお願いします。

こちらのURLをクリックしてください。安全認証

この時、旧端末のLINEへ公式アカウント(LINE)から「他のスマートフォンであなたのアカウントが使用されようとしています」というメッセージが届きますが、もちろん自分で操作していることなので、そのまま手順を進めましょう。

※URLの安全認証有効期限は毎日8時から16時までです。

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LINE
LINE Corporation

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「LINE緊急問題」!? “本物の警告を無視しろ”と指示し、“6年前の日付”で脅す、最悪のLINE乗っ取り詐欺

【みぬ犬の独自分析メモ】

これは、LINEのアカウント乗っ取りを狙う、非常に悪質な**「不安喚起型(アカウント停止型)」の詐欺メールです。

この手口の最も巧妙かつ最悪な点**は、受信者の「防衛行動」を逆手に取ることです。

犯人は、「他のスマートフォンであなたのアカウントが使用されようとしています」という**“本物の”LINE公式警告**が届くことを予測したうえで、「もちろん自分で操作していることなので、そのまま手順を進めましょう」と指示しています。

これは、受信者自身の手でアカウントの乗っ取りを手助けさせる、極めて悪質な心理トリックです。

しかし、その一方で、このメールは**“雑”を超えて、“時空が歪む”**ほどの致命的なミスを連発しています。

  1. 【致命的な日付】メールの送信日付が「2019年10月12日」と、**“6年近くも前”**になっています。犯人が、化石のような過去の詐欺メールのテンプレートを、日付すら修正せずに使い回した動かぬ証拠です。
  2. 【送信元ドメイン】送信元が「@umd.net.cn」という、LINE(line.meなど)とは全く無関係な、**中国ドメイン(.cn)**です。
  3. 【謎の有効期限】「※URLの安全認証有効期限は毎日8時から16時までです」という、**技術的にありえない“営業時間”**が設定されています。

これほど証拠が揃っていれば、もはや詐欺メールの見本市のようなものです。

【ひと目でわかるサマリーBOX】

| 項目 | 内容 | |

| :— | :— | |

| 危険度 | ★★★★★(非常に危険) |

| 【手口】カテゴリー | 不安喚起型(アカウント停止型)

雑コピペ詐欺 |

| 【なりすまし先】 | IT・通信 (LINE) |

| 見抜くポイント | ①メールの日付が「2019年」(約6年前)

②送信元アドレス(.cn の中国ドメイン)

③「本物の警告を無視しろ」という最悪の指示

④ありえない有効期限(8時~16時) |

| 主なターゲット | LINE利用者 |

【フィッシー団長の悪巧み】

フッフッフ…団長のフィッシーだ。「LINE緊急問題!」「異常ログインだ!」 この“脅し”さえ書いておけば、ヤツらはパニックになる!

今回のワナの真髄は、ヤツらが本物のLINEから『不正ログイン通知』を受け取ることを利用し、「その通知は無視しろ! それはワシの(安全な)手続きの一部だ!」と“ウソの安心”を与えることよ!

…ナニ? メールの日付が「2019年」だと? 送信元が中国(.cn)!?

フン!細けぇこたぁいいんだよ!ヤツらは『異常ログイン』の文字しか見ておらん!『安全認証』を押すのよ!ガッハッハ!

【探偵たちの捜査会議】

🐰ペコン:

「うわあああ!先輩!大変です!

『お客様のLINEアカウントに異常ログインされた』ですって!

早く『こちらのURLをクリックしてください』を押さないと!

…あれ? 『他のスマートフォンであなたのアカウントが使用されようとしています』というメッセージが届くけど、自分で操作してるから進めろ…?

…あれ? でも先輩、メールの日付が「2019年」…? 6年も前??」

🐱カワミ:

「ペコン君、絶対にダメだニャ!そのメールは“化石”だニャ!

まず深呼吸して、決定的な証拠を見るニャ。

証拠①:メールの日付

このメールが送られてきたのは「2019年10月12日」だニャ。今は2025年だニャ! 6年近くも前の通知で『異常ログインだ』なんて、時空が歪んでるニャン!

証拠②:送信元アドレス

fiwcpyhnum@umd.net.cn

……LINE(line.me や line.jp)じゃなくて、「.cn」という中国ドメインだニャ。100%ニセモノだニャン!

証拠③:最悪の指示

「(本物の)公式アカウントからの警告を無視しろ」と書いているニャ! こんな指示をする時点で、100%詐欺だニャン!

証拠④:謎の有効期限

『有効期限は毎日8時から16時まで』って…セキュリティのURLに“営業時間”があるわけないニャ!完全にデタラメだニャ!」

🐶みぬ犬:

「その通りだ!完璧な推理だ、カワミ君!

犯人はな、フッターに本物のコピーライトすらコピペするのを忘れた、雑な手口だ!

だが、「6年前の日付」で、「送信元が中国」、**「本物の警告を無視しろ」**とは、雑すぎる!

我々をナメているな!

鉄則を忘れるな!

『“ありえない日付”(6年前)の通知メールは、100%詐欺!』

『“本物のセキュリティ警告を無視しろ”と指示するメールも100%詐欺だ!』

こんな雑なメール、自信を持ってゴミ箱にシュートだぜ!」

【みぬ犬の総括】

今回の犯人は、「異常ログイン」という“恐怖”と、「本物の警告を無視しろ」という“悪質な心理トリック”で受信者の判断力を奪おうとしてきた。

しかし、送信元の偽装が甘く(中国ドメイン)、6年前というありえない日付のテンプレートをそのまま使い回し、さらに「8時~16時」というありえない有効期限を記載するなど、雑の極みのようなミスを犯している。

どのような手口であれ、まずはメールの「日付」と「送信元」、そして「指示内容の矛盾」を確認する基本動作がいかに重要かがわかる事例だ。

【この事件から学べる防衛術】

教訓:「異常ログイン」という“恐怖”であなたを焦らせようとしていますが、日付も送信元も指示内容もデタラメです。

今すぐできる対策:

✅ メールの「日付」を確認する:

受信したメールの日付が、数ヶ月前や数年前など、ありえない過去の日付になっていないか確認しましょう。

✅ 送信元アドレスを絶対に見る(@の後ろを確認):

LINEからの重要なメールが、@umd.net.cn のような無関係な中国ドメインから送られてくることは絶対にありません。

✅ 「本物の警告を無視しろ」は100%詐欺:

LINEや金融機関などが、自社のセキュリティ警告を「無視して手続きを進めろ」と指示することは絶対にありません。

✅ 不安でも「公式アプリ」から確認:

「不正ログインかも?」と不安になっても、絶対にメール内のリンクはクリックしてはいけません。必ず、LINEの公式アプリを直接開き、ご自身の状況を確認してください。

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