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迷惑メール・詐欺メールを実例で解説!
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このメールはフィッシング詐欺です。リンクは絶対にクリックしないでください

重要なお知らせ: Apple IDが𝙰𝚙𝚙𝚕𝚎 𝙰𝚌𝚌𝚘𝚞𝚗𝚝に変更されました

件名: 重要なお知らせ: Apple IDが𝙰𝚙𝚙𝚕𝚎 𝙰𝚌𝚌𝚘𝚞𝚗𝚝に変更されました


送信元 : applestore.service.mail1iOT@orange.es



Cc :


Bcc :


添付 :


日付 : 2025/1/16 6:58:33


𝙰𝚙𝚙𝚕𝚎 𝙰𝚌𝚌𝚘𝚞𝚗𝚝の確認を完了してくださいApple IDがApple Accountに変更されました
お客様のアカウントの安全性向上を目的として、再認証手続きが必要です。【認証手順】
以下の手順に従い、速やかにお手続きを完了してください。1. Apple公式サイトにアクセスしてください。
URL: 𝚑𝚝𝚝𝚙𝚜://𝚊𝚌𝚌𝚘𝚞𝚗𝚝.𝚊𝚙𝚙𝚕𝚎.𝚌𝚘𝚖/𝚊𝚙𝚒/𝚓𝚊𝚙𝚊𝚗/es9kMQ
2. ご登録済みのメールアドレスまたは電話番号とパスワードを使用してサインインしてください。
3. 画面に表示される指示に従い、認証を完了してください。【注意事項】
認証手続きは2025年01月17日までに完了してください。
期限内に手続きを完了されない場合、一部のサービスがご利用いただけなくなる可能性がありますのでご注意ください。
© 𝟸𝟶𝟸𝟻 𝙰𝚙𝚙𝚕𝚎 𝙸𝚗𝚌. 𝙰𝚕𝚕 𝚛𝚒𝚐𝚑𝚝𝚜 𝚛𝚎𝚜𝚎𝚛𝚟𝚎𝚍.
このメールはお客様の𝙰𝚙𝚙𝚕𝚎 𝙰𝚌𝚌𝚘𝚞𝚗𝚝に関する重要なお知らせです。無視しないようお願いいたします。

事実は小説より奇なり? 本当のニュースを悪用した「Apple Account」詐欺

【みぬ犬の独自分析メモ】

これは2025年1月16日の日付の検体ですね。(※現在は2026年ですので、去年の同時期に流行した、あるいは年号を書き換え忘れた検体かと思われます)

このメールの厄介な点は、「Apple IDがApple Accountに名称変更された」という部分だけは、実際にあった本当のニュースであるという点です。

詐欺師は「本当の情報」に「嘘のリンク」を混ぜることで、信憑性を高めようとしています。

  1. 【奇妙なフォント:𝙰𝚙𝚙𝚕𝚎 𝙰𝚌𝚌𝚘𝚞𝚗𝚝】件名や本文の英語部分を見てください。𝙰𝚙𝚙𝚕𝚎𝙰𝚌𝚌𝚘𝚞𝚗𝚝 という文字が、**不自然な「等幅フォント(数学用英数字記号)」になっています。 これは単なるデザインではありません。 通常の「Apple」という文字列でフィルタリングしている迷惑メールブロックをすり抜けるための、高度な偽装工作(難読化)**です。公式のAppleが、こんな読みづらい特殊文字を使ってメールを送ることはありません。
  2. 【送信元がお門違い:orange.es】送信元:applestore.service.mail1iOT@orange.esAppleからの重要なお知らせなのに、ドメイン(@の後ろ)が orange.es(スペインの通信会社 Orange) になっています。世界のAppleが、他国のプロバイダのメールアドレスを借りて連絡してくるなんて、ありえません。
  3. 【URLの偽装】リンク:𝚑𝚝𝚝𝚙𝚜://𝚊𝚌𝚌𝚘𝚞𝚗𝚝.𝚊𝚙𝚙𝚕𝚎.𝚌𝚘𝚖...ここも特殊なフォントが使われています。見た目は apple.com に見えますが、実際には全く異なる詐欺サイトへリダイレクトされるか、あるいはこの特殊文字自体が別のドメインとして解釈されるホモグラフ攻撃の一種です。

【ひと目でわかるサマリーBOX】

| 項目 | 内容 | |

| :— | :— | |

| 危険度 | ★★★★★(Apple Account乗っ取り・クレカ情報盗難の危険) |

| 【手口】カテゴリー | 便乗型(名称変更ニュース悪用)

難読化(特殊フォント使用)

送信元偽装 |

| 【なりすまし先】 | Apple(Apple Store Service) |

| 見抜くポイント | ①英単語が 𝙰𝚙𝚙𝚕𝚎 のような特殊なフォントになっている

②送信元がApple公式(https://www.google.com/search?q=email.apple.com等)ではなく @orange.es

③「再認証が必要」と急かしてくる |

| 主なターゲット | iPhone、MacなどApple製品利用者 |

【フィッシー団長の悪巧み】

クックック…「Apple ID」の名前が変わるっていうニュース、みんな知ってるか?

この「本当の話」を使えば、みんな信じるはずだ。

迷惑メールフィルターに引っかからないように、文字を「𝙰𝚙𝚙𝚕𝚎」みたいな特殊記号に変えておいたぞ。

機械はこれを「Apple」とは読めないからな。スルーパスだ!

送信元がスペインのプロバイダでも、特殊文字に気を取られて気づかないさ!ガッハッハ!

【探偵たちの捜査会議】

🐰ペコン:

「先輩! Appleさんから『重要なお知らせ』です!

Apple IDがApple Accountに変更されました』だって!

これ、ニュースで見ましたよ! 本当なんですね!

認証手順』に従って、早く更新しないとサービスが使えなくなっちゃう!

急いでリンクをクリックしなきゃ!」

🐱カワミ:

「ペコン君、そのメールは『文字化け』じゃなくて『化けの皮』だニャ!

証拠①:文字がおしゃれすぎるニャ

件名と本文を見るニャ。『𝙰𝚙𝚙𝚕𝚎 𝙰𝚌𝚌𝚘𝚞𝚗𝚝』。

なんでここだけフォントが違うんだニャ?

これはおしゃれじゃなくて、セキュリティソフトの目を欺くための『特殊文字』だニャン!

公式からのメールは、普通の読みやすい文字で来るはずだニャ。

証拠②:情熱の国から?

送信元をよーく見るニャ。『orange.es』。

これはスペインの携帯会社のドメインだニャ。

なんでAppleの本社(アメリカ)や日本支社じゃなくて、スペインの一般回線からメールが来るんだニャ?

これは乗っ取られたメールアドレスだニャン!

証拠③:URLの罠

リンクの文字も特殊フォントだニャ。

これをクリックしても、本物のAppleには絶対に繋がらないニャ!」

🐶みぬ犬:

「その通りだ!

この検体は、**『Obfuscation(難読化)』**というテクニックを使っている。

人間には『Apple』と読めるが、機械には『別の記号』として認識させることで、フィルターをすり抜けようとしているんだ。

だが、その違和感こそが最大の目印だ。

鉄則を忘れるな!

『メールの一部だけ“フォントが変”だったら100%詐欺!』

『Appleからのメールが“apple.com”以外から届いたら即削除!』

本当のニュースを餌にした巧妙な罠だが、文字の怪しさに気づけば恐れることはない。自信を持ってゴミ箱にシュートだぜ!」

【この事件から学べる防衛術】

教訓:公式メールは「読みやすさ」を重視する。変なフォントは詐欺の証。

今すぐできる対策:

設定アプリで確認:

「Apple ID(Apple Account)に変更が必要」と言われたら、メールは無視して、iPhoneの「設定」アプリを開いてください。

本当にアクションが必要なら、設定の一番上に「提案」や「警告」のバッジが出ています。

送信元ドメインの確認:

Appleからの正規メールは noreply@email.apple.comappleid@id.apple.com などから届きます。

一般プロバイダ(orange.es, gmail.comなど)から届くことは絶対にありません。

特殊文字に警戒:

𝙰𝚙𝚙𝚕𝚎 𝘈𝘮𝘢𝘻𝘰𝘯 のように、アルファベットが特殊な形をしていたら、それはフィルタリング回避のための攻撃です。即座に詐欺と判断してください。

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