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【VISAカード 】重要なお知らせ

件名: 【VISAカード 】重要なお知らせ


送信元 : vpass@visa.co.jp



Cc :


Bcc :


添付 :


日付 : 2022/5/27 17:43:00


VISAカード】利用いただき、ありがとうございます。
このたび、ご本人様のご利用かどうかを確認させていただきたいお取引がありましたので、誠に勝手ながら、カードのご利用を一部制限させていただき、ご連絡させていただきました。

つきましては、以下へアクセスの上、カードのご利用確認にご協力をお願い致します。
 お客様にはご迷惑、ご心配をお掛けし、誠に申し訳ございません。
何卒ご理解いただきたくお願い申しあげます。
ご回答をいただけない場合、カードのご利用制限が継続されることもございますので、予めご了承下さい。

■ご利用確認はこちら

ご不便とご心配をおかけしまして誠に申し訳ございませんが、
何とぞご理解賜りたくお願い申しあげます。
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■発行者■

VISAカード
東京都中野区中野4-3-2

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無断転載および再配布を禁じます。

Visaは「カード会社」じゃない! ブランドを騙る初歩的なコピペ詐欺

【みぬ犬の独自分析メモ】

これは2022年5月27日の検体ですね。

さきほどの「Mastercard」「au PAY マーケット」と同じ時期(2日違い)にばら撒かれたものです。

そして予想通り、**本文の内容はそれらと「一字一句、完全に同じ」**です。

  1. 【決定的な矛盾:VISAは「カードを発行」していない】ここが最大のポイントです。**「VISA(ビザ)」は世界的な決済ネットワークを提供する「国際ブランド」です。 実際にカードを発行し、審査し、利用停止を決めるのは、三井住友カードや三菱UFJニコス、楽天カードなどの「カード発行会社(イシュア)」**です。VISA本体が「あなたのカードを止めました」と個人の利用者にメールを送ることは、商流として100%ありえません
  2. 【住所のチグハグ:中野区中野4-3-2】フッターの住所:東京都中野区中野4-3-2この住所、実は**「丸井グループ(エポスカード)」の本社住所**です。犯人はエポスカードのメールテンプレートから住所をコピペし、名前だけ「VISAカード」に書き換えたのでしょう。「VISA」を名乗りながら住所は「丸井」…めちゃくちゃです。
  3. 【送信元偽装:vpass@visa.co.jp】送信元:vpass@visa.co.jp「Vpass(ブイパス)」はVJAグループ(三井住友カードなど)のサービス名ですが、ドメインは vpass.ne.jp が正解です。visa.co.jp はブランドサイトであり、ここから個人の利用通知が来ることはありません。巧妙に見せたなりすましです。

【ひと目でわかるサマリーBOX】

| 項目 | 内容 | |

| :— | :— | |

| 危険度 | ★★★★★(クレジットカード情報・個人情報盗難の危険) |

| 【手口】カテゴリー | ブランドなりすまし型

テンプレート使い回し(コピペ)

商流矛盾 |

| 【なりすまし先】 | VISA(ビザ・ワールドワイド) |

| 見抜くポイント | ①VISA(国際ブランド)から直接「利用制限」のメールが来た

②住所が他社(丸井グループ)のものになっている

③本文がMastercardやau詐欺と同じコピペ |

| 主なターゲット | VISAマークのついたカードの利用者全員 |

【フィッシー団長の悪巧み(4年前の姿)】

クックック…Mastercardの次はVISAだ!

世界シェアNo.1のVISAなら、誰でも持ってるだろう?

「カードを止めた」と言えばパニックになるはずだ。

住所? 適当に日本のカード会社の住所(丸井)を貼っておけば、誰も気づかないさ!

本当の発行会社がどこかなんて関係ない、VISAのロゴさえあれば俺の勝ちだ!ガッハッハ!

【探偵たちの捜査会議】

🐰ペコン:

「先輩! 今度はVISAカードさんから『重要なお知らせ』です!

またまた『カードのご利用を一部制限』されちゃいました!

僕、MastercardもauもVISAも全部止まっちゃったの!?

送信元も『vpass』って書いてあるし、これは本物のVpassからの連絡ですよね?

今度こそ本気でヤバいです!」

🐱カワミ:

「ペコン君、それはVpassじゃなくて『バイパス(迂回路)』だニャ!

証拠①:VISAは黒幕じゃない

何度でも言うニャ。VISAは『ブランド』であって『カード会社』じゃないニャ。

ペコン君のカードを止められるのは、カードの裏に書いてある会社(三井住友とか)だけだニャ。

VISA本体から直接メールが来るなんて、総理大臣から『ゴミ出しの日を守れ』って電話が来るくらい変だニャン!

証拠②:住所が迷子

一番下の住所を見るニャ。『中野区中野4-3-2』。

これは『エポスカード(丸井)』の本社だニャ。

VISAなのに住所はエポス…犯人はコピペ元を間違えてるニャン!

証拠③:また同じ文章

『誠に勝手ながら…』。

もう聞き飽きたニャ。Mastercardもauもこれと同じ文章だったニャ。

犯人は一つの文章で全種類のカード会社になりすますつもりだニャ!」

🐶みぬ犬:

「その通りだ!

この検体は、**『Logic Error(論理破綻)』**を含んだばら撒き詐欺だ。

クレジットカードの仕組み(ブランドとイシュアの違い)を知っていれば、件名を見た瞬間にゴミ箱へ入れられる。

送信元の『vpass@visa.co.jp』も、もっともらしく作られているが、存在しない組み合わせだ。

鉄則を忘れるな!

『国際ブランド(VISA/Master/JCB)からの直接メールは100%詐欺!』

『フッターの住所をググれ! 全く違う会社が出てきたら詐欺!』

4年前のコピペ祭りだが、この『ブランド騙り』に引っかかる人はまだ多い。自信を持ってゴミ箱にシュートだぜ!」

【この事件から学べる防衛術】

教訓:カードのトラブルは、カードの「裏面」に聞け。

今すぐできる対策:

発行会社の確認:

自分のVISAカードがどこの会社発行か(三井住友、楽天、セゾンなど)を確認してください。

連絡が来るとしたら、その「発行会社」からです。「VISA」という名前だけでメールが来ることはありません。

送信元の偽装を疑う:

vpass@visa.co.jp のように、本物の単語を組み合わせた偽アドレスに騙されないでください。

内容は嘘(コピペ)なので、アドレスがどうあれ無視が正解です。

住所検索:

メールに記載されている住所(東京都中野区中野4-3-2)をGoogleマップなどで検索してみてください。

「株式会社丸井グループ」が出てきて、「VISAじゃないじゃん!」と気づけるはずです。

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