「怖い」を「なるほど!」に。
迷惑メール・詐欺メールを実例で解説!
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ETCパーソナルカードWebサービス

件名: ETCパーソナルカードWebサービス


送信元 : pvfip@jvaa.net



Cc :


Bcc :


添付 :


日付 : 2022/6/11 1:06:11


         あなたのアカウントは停止されました


ETCサービスをご利用いただきありがとうございます ETCサービスは無効になりました。引き続きサービスをご利用いただきたい場合は、下記リンクより詳細をご確認ください。  ご不便とご心配をおかけしまして誠に申し訳ございませんが.何とぞご理解賜りたくお願い申しあげます。 
確認用アカウント

なお、24時間以内にご確認できない場合、誠に勝手ながら、アカウントをロックさせていただくことを警告いたします。どうぞよろしくお願いいたします。 

お客様のセキュリティは弊社にとって非常に重要なものでこさいます.ご理解の程、よろしくお願い申し上げます. 受付日を含め2日間以内に本登録の手続きを行ってください。

■ 注意事項
━━━━━━━
※本メールがご自身宛でない場合、他の方が誤って同じメールアドレスを登録したものと考えられます。
お心当たりのない方は、お手数ですがメール本文を削除くださいますようお願いいたします。※本メールへの返信によるご質問にはご回答できません。━━━━━━━
■発行者
━━━━━━━
ETC利用照会サービス事務局
East Nippon Expressway Company Limited,Metropolitan Expressway Company Limited.

「重要なもので“こ”さいます」!? 濁点が消えたETC詐欺の迷文

【みぬ犬の独自分析メモ】

これは2022年6月11日 1:06:11のアーカイブ検体です。

この時期から急増し始めた**「ETC利用照会サービス」を騙るフィッシングメールですが、この検体には思わず脱力してしまうような「可愛い誤字」**が含まれています。

  1. 【伝説の誤字:でこさいます】本文:お客様のセキュリティは弊社にとって非常に重要なものでこさいます「でございます」と言いたかったのでしょうが、濁点(゛)が抜けて**「でこさいます」**になっています。「おしるこ」を「おしる“ご”」と言うような、逆パターンの幼児語のようなミスです。日本の高速道路会社が、こんなフニャフニャした言葉遣いでセキュリティを語るはずがありません。
  2. 【脅迫的な警告:警告いたします】本文:アカウントをロックさせていただくことを警告いたします。「でこさいます」と可愛く言った直後に、**「警告いたします(I warn you)」**と急に攻撃的になります。日本のサービス業では「申しあげます」や「ご連絡いたします」が普通で、顧客に対して「警告」という強い言葉を使うことは、よほどの規約違反がない限りありえません。
  3. 【謎のドメイン:jvaa.net】送信元:pvfip@jvaa.netETC利用照会サービスの公式ドメインは etc-meisai.jp です。jvaa.net(日本獣医師会? ではありませんが、無関係なドメイン)のような場所から送られてくることはありません。
  4. 【サービス名の混同】件名:ETCパーソナルカードWebサービス署名:ETC利用照会サービス事務局「パーソナルカード(カード発行)」と「利用照会(走行履歴確認)」は別のサービスですが、犯人はそれをごちゃ混ぜにしています。

【ひと目でわかるサマリーBOX】

| 項目 | 内容 | |

| :— | :— | |

| 危険度 | ★★☆☆☆(「でこさいます」で偽物とバレる) |

| 【手口】カテゴリー | アカウント停止偽装

濁点抜け(でこさいます)

不自然な脅迫(警告いたします) |

| 【なりすまし先】 | ETC利用照会サービス/ETCパーソナルカード |

| 見抜くポイント | ①「重要なものでこさいます」という脱力系の誤字

②「警告いたします」という高圧的な物言い

③ETCサービスなのにドメインが jvaa.net |

| 主なターゲット | ETC利用者(全ドライバー) |

【フィッシー団長の悪巧み】

クックック…次はETCだ! 車を持ってる奴はみんなターゲットだ!

「アカウント停止」って言えば、高速に乗れなくなると思って焦るはずだ。

文章は翻訳ソフトで作ったぞ。

「警告いたします」! どうだ、怖いだろ?

え? 「でございます」の点々が抜けてる?

「でこさいます」?

…まあいい、なんか方言っぽくて親しみが湧くだろ!

日本語の点々(濁点)は小さすぎて見えないんだよ!ガッハッハ!

【探偵たちの捜査会議】

🐰ペコン:

「うわあああ!先輩!深夜にETCからメールです!

『あなたのアカウントは停止されました』って!

ええー! この前ドライブに行ったばかりなのに!

『ETCサービスは無効になりました』とも書いてあります。

大変だ! 早く直さないと!

『24時間以内にご確認できない場合、警告いたします』!

け、警告されちゃいました! 逮捕されちゃうんですか!?」

🐱カワミ:

「ペコン君、逮捕されるのはその日本語だニャ!

証拠①:でこさいます

『重要なものでこさいます』。

ペコン君、これを声に出して読むニャ。

力が抜けるニャ?

『でございます』が言えないETC事務局なんていないニャン。

これはキーボードの設定ミスか、日本語を知らない人の仕業だニャ!

証拠②:情緒不安定な敬語

可愛く『でこさいます』って言ったかと思えば、『警告いたします』って脅してくるニャ。

ツンデレのつもりかニャ?

日本のビジネスメールはもっと感情を一定に保つニャン!

証拠③:怪しい送信元

『pvfip@jvaa.net』。

ETCとは何の関係もないアドレスだニャ。

ここから個人情報を送ったら、高速道路じゃなくて地獄の一丁目行きだニャン!」

🐶みぬ犬:

「その通りだ!

この検体は、**『濁点の欠落(Voiced Mark Omission)』**という、非常に珍しいミスを含んでいる。

おそらく、特定の文字コード変換ミスか、犯人が使用したOCR(文字読み取り)の精度が悪かったのだろう。

鉄則を忘れるな!

『ETC利用照会サービス(走行履歴の確認)が、クレジットカード情報の更新やアカウント停止の警告を送ることは、システム上ありえない!』

『“でこさいます”のような幼児語のような誤字があったら、それは海を渡ってきた詐欺メール!』

こんな日本語の勉強からやり直すべきなりすましメール、自信を持ってゴミ箱にシュートだぜ!」

【みぬ犬の総括】

ETC詐欺の重要ポイント:

「ETC利用照会サービス」は、あくまで「いつ、どこを通ったか」を見るためのサービスです。

クレジットカードの有効期限や支払い情報の管理は、各カード会社(Visa、JCBなど)が行っています。

したがって、ETC利用照会サービス事務局が「カード情報が古いから更新しろ」と言ってくること自体が、仕組みとして矛盾しているのです。

これを知っているだけで、ETC詐欺は100%防げます。

【この事件から学べる防衛術】

教訓:ETCは、カード会社ではない。

今すぐできる対策:

✅ 仕組みの理解:

「ETC利用照会サービス」=「利用履歴を見るサイト」。

「カード会社」=「お金を払う場所」。

ETCのサイトで、カード番号や住所の更新を求められることは絶対にありません。

✅ 誤字探しを楽しむ:

「でこさいます」「警告いたします」。

焦る前に、こうした「変な日本語」を探すゲームだと思って読んでみてください。

一つでも見つかれば、それは詐欺です。

✅ リンクを踏まない:

「確認用アカウント」ボタン。

これを押さずに、Googleで「ETC利用照会サービス」を検索してログインしてください。

(ちなみに、450日ログインしないとIDが消える仕様は実在しますが、その場合もカード情報の入力は求められません)。


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