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お支払い方法の情報を更新!番号:651357533914

件名: お支払い方法の情報を更新!番号:651357533914


送信元 : mail@sdqingran.com



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日付 : 2022/6/21 5:21:30


 お客様  

残念ながら、あなたのアカウントАmazon を更新できませんでした。
これは、カードが期限切れになったか。請求先住所が変更されたなど、さまざまな理由で発生する可能性があります。アカウント情報の一部が誤っている故に、お客様のアカウントを維持するためАmazon 情報を確認する必要・ェあります。今アカウントを確認できます。
Аmazon ログインなお、24時間以内にご確認がない場合、誠に遺憾ながら、アカウントをロックさせていただくことを警告いたします。パスワードを変更した覚えがない場合は、至急(03)-5757-5252までお電話ください。
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「必要・ェあります」!? 文字化けと「故に」が織りなすAmazon詐欺

【みぬ犬の独自分析メモ】

これは2022年6月21日 5:21:30のアーカイブ検体です。

このメールは、5月9日のTS CUBIC詐欺などで見られた**「故に(ゆえに)」という独特な言い回しを使うグループの犯行です。

しかし、今回はそれに加えて「文字化け」と「高度な文字偽装」**という、技術的に興味深い特徴が見られます。

  1. 【文字化けの決定的瞬間:必要・ェあります】本文:Аmazon 情報を確認する必要・ェあります。本来は「確認する必要があります」となるべき箇所が、**「・ェ」**に文字化けしています。これは、異なる文字コード(Shift-JISとUTF-8など)の間で変換ミスが起きた際によく発生する現象です。「が」が「・ェ」に化ける。この無様なミス一つで、日本のAmazon公式ではないことが確定します。
  2. 【帰ってきた名探偵:誤っている故に】本文:アカウント情報の一部が誤っている故に3月のAmazon詐欺、4月のセゾン詐欺、5月のTS CUBIC詐欺で確認された**「故に」**が、6月下旬のAmazon詐欺で再登場しました。この古風な言い回しは、この詐欺グループの「署名」のようなものです。
  3. 【文字の偽装:キリル文字の「А」】本文:Аmazonよく見てください。「Amazon」の先頭の「A」だけ、フォントや太さが微妙に違いませんか?これは、アルファベットの「A」ではなく、ロシア語などで使われる**キリル文字の「А(U+0410)」**を使っている可能性が高いです(ホモグラフ攻撃)。見た目は同じでも、コンピューターにとっては「別の文字」なので、「Amazon」という単語をブロックするフィルターをすり抜けようとしているのです。
  4. 【謎の電話番号:03-5757-5252】本文:至急(03)-5757-5252までお電話ください。Amazonは基本的に電話対応を縮小しており、メールでいきなり直通電話番号を案内することは稀です。この番号にかけてもAmazonには繋がりません(詐欺グループに繋がり、個人情報を聞き出される可能性があります)。

【ひと目でわかるサマリーBOX】

| 項目 | 内容 | |

| :— | :— | |

| 危険度 | ★★★☆☆(文字化けに気づけば偽物とわかる) |

| 【手口】カテゴリー | アカウント更新偽装

文字化け(必要・ェあります)

ホモグラフ攻撃(キリル文字のA)

独特な翻訳(故に) |

| 【なりすまし先】 | Amazon.co.jp |

| 見抜くポイント | ①「必要・ェあります」という謎の文字化け

②「誤っている故に」という古風な表現

③Amazonの「A」が微妙に違う文字に見える |

| 主なターゲット | Amazon利用者 |

【フィッシー団長の悪巧み】

クックック…久しぶりにAmazon詐欺をやるか!

文章はいつもの「故に」シリーズでいいな。

でも最近、スパムフィルターが「Amazon」って単語を検知してうるさいんだ。

そうだ! 頭文字の「A」を、形がそっくりなロシア語の「А」に変えてやれ!

これで機械は「Amazon」だと認識できないはずだ!

え? 日本語コードの変換に失敗した?

「必要があります」が「必要・ェあります」になっちゃった?

…まあいい、「必要だえ~」って甘えてるみたいで可愛いだろ!ガッハッハ!

【探偵たちの捜査会議】

🐰ペコン:

「うわあああ!先輩!早朝にAmazonから『情報更新』のメールです!

『残念ながら更新できませんでした』って!

ええー! 残念です!

でも、文章がなんか変です。

『情報を確認する必要・ェあります』。

…え? 必要…え?

くしゃみですか? それとも『てへぺろ』的なやつですか!?

あと『誤っている故に』って、また武士みたいな言葉を使ってます!」

🐱カワミ:

「ペコン君、それはくしゃみじゃなくて『文字化け』だニャ!

証拠①:・ェ(え)

『必要・ェあります』。

『が』という文字が壊れて『・ェ』になったんだニャ。

AmazonみたいなITの巨人が、こんな初歩的なエンコードミスをするわけないニャン!

証拠②:偽物のA

『Аmazon』。

先頭の『A』だけ、なんか雰囲気が違うニャ。

これはキリル文字だニャ。

『偽ブランド品』のロゴみたいなもんだニャン!

証拠③:怪しい電話番号

『(03)-5757-5252』。

ここに電話しちゃダメだニャ。

Amazonは『アプリからリクエスト』しないと電話できない仕組みだニャ。

メールにポンと番号を書くのは、詐欺師が直接喋って騙したいからだニャン!」

🐶みぬ犬:

「その通りだ!

この検体は、**『ホモグラフ攻撃(見た目が同じ別文字の使用)』という高度な技を使いながら、『文字化け』**という初歩的なミスで自滅している。

技術力があるのかないのか分からない、チグハグな犯人だ。

鉄則を忘れるな!

『“必要・ェあります”や“・?あります”のような文字化けメールは、即座にゴミ箱へ!』

『Amazonのメールに“03-”で始まる電話番号が書いてあったら、絶対にかけてはいけない!』

こんな文字コードもろくに扱えないなりすましメール、自信を持ってゴミ箱にシュートだぜ!」

【みぬ犬の総括】

2022年6月のAmazon詐欺トレンド:

  • 6/11: ギフト券詐欺(5,580円、宛名なし)
  • 6/21: 配送詐欺(太和田誠、他人名義)
  • 6/21: アカウント更新詐欺(本検体、文字化け・ホモグラフ)

6月だけでもこれだけのバリエーションが確認されています。

特にこの検体は「電話をかけさせる(ビッシング詐欺)」への誘導も含んでいるため、お年寄りなどが騙されやすい危険なタイプです。

【この事件から学べる防衛術】

教訓:文字化けは、システムの悲鳴。

今すぐできる対策:

✅ 謎の記号を探す:

「・ェ」「・?」「繧」など。

日本語の文章中に、意味不明な記号が混じっていたら、それは海外製の詐欺ツールが日本語処理に失敗した痕跡です。

✅ 電話番号をググる:

メールに記載された電話番号(03-5757-5252)をGoogle検索してみてください。

「詐欺」「架空請求」といった口コミが大量に出てくるはずです。

✅ 「故に」センサー:

「~故に(ゆえに)」。

この言葉が出たら、一連の詐欺グループからのメールです。

中身を精査する必要すらありません。


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