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【重要】SAISON株式会社から緊急のご連絡

件名: 【重要】SAISON株式会社から緊急のご連絡


送信元 : nasp@mail.saisoncard.co.jp



Cc :


Bcc :


添付 :


日付 : 2022/4/17 6:57:09


SAISON CARDお客様

残念ながら、あなたのアカウント

SAISON CARDを更新できませんでし

た。

これは、カードが期限切れになったか。請

求先住所が変更されたなど、さまざまな理

由で発生する可能性があります。

アカウント情報の一部が誤っている故に、お

客様のアカウントを維持するため

SAISON CARD情報を確認する必要·エ

あります。今アカウントを確認できます。

なお、36時間以内にご確認がない場合、誠に

遺憾ながら、アカウントをロックさせていた

だくことを警告いたします。

——————————

貸金業者登録番号

関東財務局長(13)第00085号

日本貸金業協会会員番号 第002346号

社名も日本語もガタガタ! 謎の「SAISON株式会社」現る

【みぬ犬の独自分析メモ】

これは2022年4月17日 6:57:09のアーカイブ検体です。

このメールは、同日3時に来た「TS CUBICのキメラメール」に続き、**極めて品質の低い(雑な)**フィッシングメールです。

犯人は日本語の不自由さと、日本の企業知識の欠如を隠しきれていません。

  1. 【存在しない会社名:SAISON株式会社】件名:SAISON株式会社から緊急のご連絡セゾンカードの発行会社は**「株式会社クレディセゾン」**です。「SAISON株式会社」という会社は存在しません。自分の会社名を間違える公式メールなどありえません。
  2. 【謎の文字化け:必要·エあります】本文:確認する必要·エあります。「確認する必要があります」と言いたかったのでしょうが、**「·エ」**という謎の記号とカタカナが混入しています。キーボードの打ち間違いか、翻訳ソフトのバグか。いずれにせよ、人間が目視チェックしていれば絶対に修正されるミスです。
  3. 【古風な言い回し:誤っている故に】本文:アカウント情報の一部が誤っている故にこの「故に(ゆえに)」という表現。実はこれ、3月20日の「えきねっAmazon詐欺」で使われていたものと全く同じです。「更新できませんでした」の改行位置や文脈も似ています。おそらく、Amazon詐欺で使った「変な日本語テンプレート」を、そのままセゾンカード用に流用したのでしょう。
  4. 【ドメインの実体:lottechemjiaxing.com】リンク先:https://api-saisoncard-co-jp.lottechemjiaxing.com…冒頭こそ saisoncard-co-jp と偽装していますが、ドメインの本体(右側)は lottechemjiaxing.com です。「Jiaxing(嘉興)」は中国の都市名、「Lotte Chem」はロッテケミカル?いずれにせよ、セゾンカードとは無縁の、おそらく乗っ取られたか不正取得された海外ドメインです。

【ひと目でわかるサマリーBOX】

| 項目 | 内容 | |

| :— | :— | |

| 危険度 | ★★☆☆☆(日本語と社名がおかしすぎる) |

| 【手口】カテゴリー | アカウント更新偽装

社名間違い(SAISON株式会社)

テンプレート流用(Amazon詐欺と同じ「故に」) |

| 【なりすまし先】 | セゾンカード(株式会社クレディセゾン) |

| 見抜くポイント | ①「SAISON株式会社」という実在しない社名

②「必要·エあります」という謎の誤字

③「誤っている故に」という不自然な接続詞 |

| 主なターゲット | セゾンカード利用者 |

【フィッシー団長の悪巧み】

クックック…「セゾンカード」の会社名?

「SAISON」だから「SAISON株式会社」だろ? 違うのか?

まあいい、それっぽければバレないさ!

アマゾンの詐欺で使った「故に」って文章、カッコよくて気に入ってるんだ。

今回も使っちゃおう!

「必要·エあります」?

…あ、猫がキーボードの上を歩いたかな?

まあ愛嬌だ、愛嬌!ガッハッハ!

【探偵たちの捜査会議】

🐰ペコン:

「うわあああ!先輩!早朝から『SAISON株式会社』ってところからメールです!

『SAISON CARDを更新できませんでした』って!

なんか文章が変です!

改行がバラバラだし、『誤っている故に』とか、武士みたいです!

極めつけは『確認する必要·エあります』!

『エ』って何ですか!? 吃ってるんですか!?」

🐱カワミ:

「ペコン君、『エ』はエラーの『エ』だニャ!

証拠①:社名の創造

『SAISON株式会社』なんて会社はないニャ。

正しくは『クレディセゾン』だニャ。

自分の名前も知らない会社なんて、信用ゼロだニャン!

証拠②:サムライ・スパム

『~なる故に』。

またこの言い回しだニャ。3月の『えきねっAmazon』と同じ犯人だニャ。

翻訳ソフトが古い小説でも読み込んでるのかニャン?

証拠③:あからさまな誤字

『必要·エあります』。

送信ボタンを押す前に一度でも読み返せば気づくミスだニャ。

それをそのまま送ってくるってことは、犯人は日本語が全く読めないか、やる気がないかのどっちかだニャン!」

🐶みぬ犬:

「その通りだ!

この検体は、**『粗悪な翻訳』と『知識不足』**が融合した、典型的な海外製フィッシングメールだ。

URLも lottechemjiaxing という、中国の化学工場か何かを連想させる謎のドメインだ。セゾンとは似ても似つかない!

鉄則を忘れるな!

『正式名称(クレディセゾン)を間違えているメールは、議論の余地なく即削除!』

『“故に”や謎の記号“·エ”など、日本語として崩壊しているメールに反応するな!』

こんな日本語学校に通い直すべきなりすましメール、自信を持ってゴミ箱にシュートだぜ!」

【みぬ犬の総括】

この時期(2022年春)は、「誤っている故に」というフレーズを使ったフィッシングメールが、Amazon、えきねっと、セゾンカードなど、複数のブランドで確認されています。

これは特定の「フィッシングキット(詐欺ツール)」が出回っており、そのデフォルトの日本語訳がこの「故に」だった可能性があります。

ツールを使う側の犯人も、日本語が分からないため修正せずに使い回していたのでしょう。

【この事件から学べる防衛術】

教訓:会社名は、一文字でも違えば別人。

今すぐできる対策:

✅ 正式名称の確認:

「SAISON株式会社」→ ×

「株式会社クレディセゾン」→ ○

怪しいと思ったら、その会社名をGoogle検索してみてください。公式サイトの「会社概要」と一致しなければ偽物です。

✅ 変な日本語は無視:

「必要·エあります」「更新できませんでし た(変な改行)」。

公式のメールマガジンなどは、プロが推敲して送っています。こんなミスだらけのメールはゴミです。

✅ URLの親ドメイン:

lottechemjiaxing.com

どう見てもカード会社ではありません。クリックしてはいけません。


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