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えきねっアカウントの制限を解除する

件名: えきねっアカウントの制限を解除する


送信元 : axggg@Amazon.co.jp



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日付 : 2022/3/20 23:28:43



 
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Аmazon

件名は「JR」、中身は「Amazon」!? 支離滅裂なコラボ詐欺

【みぬ犬の独自分析メモ】

これは2022年3月20日 23:28:43のアーカイブ検体です。

先ほど分析した「楽天プライム(3月2日)」に勝るとも劣らない、世紀のミステイクをやらかしています。

  1. 【驚愕の件名:えきねっ】件名:えきねっアカウントの制限を解除するまず、「えきねっと(JR東日本の予約サービス)」の「と」が抜けて**「えきねっ」**になっています。そして何より、件名では「えきねっと(JR)」の話をしているのに、本文は全部「Amazon」の話です。「JRの切符予約サイト」と「Amazon」を間違えるなんて、コピペミスとしても豪快すぎます。犯人グループは、「えきねっと用」と「Amazon用」のテンプレートを混ぜてしまい、確認もせずに送信したのでしょう。
  2. 【文字コードの偽装:Аmazon】本文:Аmazon に登録いただいたお客様にこの「А」をよく見てください。通常の半角英字の「A」ではなく、**キリル文字(ロシア語などで使う文字)の「А」**などが使われている可能性があります(ホモグリフ攻撃)。これは、スパムフィルターが「Amazon」という単語を検知してブロックするのを防ぐための、見た目だけ似せた別文字です。
  3. 【古風な日本語:誤っている故に】本文:アカウント情報の一部が誤っている故に「~がゆえに」。明治時代の小説か、時代劇のような言い回しです。現代のIT企業のサポートメールで「故に」なんて接続詞は使いません。これも翻訳エンジンの不自然なチョイスです。

【ひと目でわかるサマリーBOX】

| 項目 | 内容 | |

| :— | :— | |

| 危険度 | ★★★☆☆(矛盾に気づけば即看破) |

| 【手口】カテゴリー | アカウント制限偽装

ブランド混同(えきねっと×Amazon)

ホモグリフ攻撃(文字の偽装) |

| 【なりすまし先】 | Amazon(件名はえきねっと) |

| 見抜くポイント | ①件名が「えきねっ」で、本文が「Amazon」(不一致)

②「誤っている故に」などの不自然な日本語

③Amazonの「A」が別文字に見える |

| 主なターゲット | Amazon利用者(かつJR利用者) |

【フィッシー団長の悪巧み】

しまったあああ! またやっちまった!

こないだは「楽天プライム」を作っちまったが、今度は「えきねっとAmazon」だ!

「えきねっと」の件名をつけて、中身は「Amazon」の文章を貼り付けちまった!

しかも「えきねっと」の「と」が抜けてる?

…うるさい! 急いでたんだよ!

JRで買い物して、Amazonで新幹線に乗る時代が来たと思えばいいだろ!

誰か騙されてくれー!ガッハッハ!

【探偵たちの捜査会議】

🐰ペコン:

「うわあああ!先輩!『えきねっ』からメールです!

『アカウントの制限を解除する』って!

新幹線の予約ができなくなっちゃう!

…と思って開いたら、中身は『Аmazon』って書いてあります。

ええっ!?

僕、駅の改札でAmazonのアカウント使うんでしたっけ!?

パニックです!」

🐱カワミ:

「ペコン君、改札を通るのは君じゃなくて、スパムメールだニャ!

証拠①:奇跡のコラボ

件名はJR(えきねっと)、中身はAmazon。

企業が違うどころか、業界も違うニャ。

犯人が複数の詐欺メールを同時に作っていて、頭がこんがらがった証拠だニャン!

証拠②:ニセモノのA

『Аmazon』。

なんか『A』の形が微妙に違う気がするニャ。

これはフィルター避けのために、形が似てる別の国の文字(キリル文字とか)を使ってるんだニャ。

小賢しい真似をするニャン!

証拠③:武士のような言葉

『誤っている故に』。

なんで急にサムライ言葉なんだニャ?

『~のため』でいいはずだニャ。

翻訳ソフトが古い小説でも学習したのかニャン?」

🐶みぬ犬:

「その通りだ!

この検体は、以前の**『楽天プライム事件』と同じ犯人グループによる『テンプレート取り違えミス』**の可能性が高い。

あまりにも杜撰だが、大量にばら撒けば『件名だけ見てクリックする人』や『本文だけ読んで信じる人』が引っかかるかもしれない。そこが狙いだ!

鉄則を忘れるな!

『件名と本文で、名乗っている企業名が違っていたら100%詐欺!』

『“故に”や“警告いたします”など、言葉遣いに違和感があったら即削除!』

こんな異業種交流してるなりすましメール、自信を持ってゴミ箱にシュートだぜ!」

【みぬ犬の総括】

この「えきねっと」を騙る詐欺も、2022年当時は非常に流行していました。

「自動退会処理」などを騙ってログインさせようとする手口が主流でしたが、今回のようにAmazonと混ざってしまうのは完全に事故(オペレーションミス)です。

犯人側も「数打ちゃ当たる」でやっているため、こうした品質管理の甘さが露呈します。

【この事件から学べる防衛術】

教訓:JRはAmazonを売りません。

今すぐできる対策:

✅ 件名と本文の照合:

メールを開くときは、必ず「件名のサービス名」と「本文のロゴ/サービス名」が一致しているか確認してください。

ここがズレているのは、誤送信ではなく詐欺です。

✅ 不自然な文字(ホモグリフ)に注意:

Аmazon Amazon

一文字だけ全角だったり、フォントが違ったりする場合、それはセキュリティフィルターを回避するための罠です。

✅ リンクは踏まない:

Amazonの確認はAmazonアプリで。えきねっとの確認はえきねっとの公式サイトで。

メールのリンクからログイン画面に行く癖をなくしましょう。


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