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【楽天市場】プライム会費のお支払い方法に問題があります 2022/3/2

件名: 【楽天市場】プライム会費のお支払い方法に問題があります 2022/3/2


送信元 : e-navi@rakuten.co.jp



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日付 : 2022/3/2 23:49:31


 
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楽天なのに「プライム」!? 禁断のブランド混同・自爆メール

【みぬ犬の独自分析メモ】

これは2022年3月2日のアーカイブ検体です。

このメールは、フィッシング詐欺の歴史における**「コピペミスの殿堂入り」**確実な、とんでもない矛盾を抱えています。

  1. 【致命的なブランド間違い:楽天プライム?】件名:【楽天市場】プライム会費のお支払い方法に問題があります「プライム(Prime)」は、Amazonの商標です。楽天にあるのは「楽天プレミアム」や「楽天モバイル」であり、「プライム会費」などというものは存在しません。犯人は、Amazon用の詐欺テンプレートの件名をうっかりそのまま使い、本文だけ楽天用に書き換えて送信してしまったのです。「マクドナルドから『ワッパー(バーガーキングの商品)のお支払いについて』」というメールが来るようなものです。
  2. 【文字化けと日本語の崩壊】本文:必要・ェあります「必要があります」と言いたかったのでしょうが、**「・ェ」**と盛大に文字化けしています。客様(「お客様」の「お」が抜けている)、誤っている故に(「故に」は古風すぎる)、警告いたします(客に対して喧嘩腰)など、日本語レベルが極めて低いです。
  3. 【送信元偽装:rakuten.co.jp】送信元:e-navi@rakuten.co.jp一見すると本物の楽天のアドレスに見えます。2022年当時はまだ送信ドメイン認証(DMARCなど)をすり抜ける設定が可能だったか、表示名偽装を行っています。中身がこれだけデタラメでも、アドレスが本物っぽいために騙される人がいた危険なパターンです。

【ひと目でわかるサマリーBOX】

| 項目 | 内容 | |

| :— | :— | |

| 危険度 | ★★★☆☆(矛盾に気づけば爆笑モノ) |

| 【手口】カテゴリー | 会費未払い偽装

ブランド用語混同(楽天×Amazon)

文字化け(・ェ) |

| 【なりすまし先】 | 楽天市場 / 楽天カード(e-NAVI) |

| 見抜くポイント | ①楽天からのメールなのに「プライム会費」と書いてある

②「必要・ェあります」という謎の文字化け

③「警告いたします」と客を脅迫している |

| 主なターゲット | 楽天会員(Amazonも使っている人) |

【フィッシー団長の悪巧み】

しまったあああ! やっちまった!

「Amazonプライム」の詐欺メールと、「楽天e-NAVI」の詐欺メール、同時に作ってたんだよ!

忙しくて、Amazonの件名をそのまま楽天のメールにつけちまった!

「楽天プライム」…新しいサービスみたいでカッコいいだろ?

え? 「必要・ェあります」?

なんだその「・ェ」って!

俺様のパソコン、また文字コードがおかしくなってるのか!?

まあいい、新しいネットスラングだと思って読んでくれ!ガッハッハ!

【探偵たちの捜査会議】

🐰ペコン:

「うわあああ!先輩!楽天市場から『プライム会費』の請求です!

えっ!? 楽天にもプライム会員ってあるんですか?

僕、Amazonプライムは入ってますけど、楽天でも二重に払わないといけないんですか!?

『誠に遺憾ながら警告いたします』って激怒されてます!

どうしよう、楽天パンダに怒られる~!」

🐱カワミ:

「ペコン君、楽天パンダは『プライム』なんて言わないニャ!

証拠①:ライバル用語の混入

『プライム』はAmazonの看板サービスだニャ。

楽天が間違えてライバルの用語を使うわけないニャ。

これは犯人が台本を取り違えた、恥ずかしいミスだニャン!

証拠②:謎の生物・ェ

『確認する必要・ェあります』。

語尾になんか変な生き物(・ェ)がついてるニャ。

これは文字コードの変換ミスだニャ。

公式メールでこんなミスがあったら、担当者は始末書ものだニャン!

証拠③:呼び捨ての刑

冒頭『客様』。

『お』を付けろ、『お』を!

客を呼び捨てにしておいて、『警告いたします』って何様だニャ?

日本語もビジネスマナーも0点だニャン!」

🐶みぬ犬:

「その通りだ!

この検体は、**『コピペの弊害』が最も顕著に出た事例だ。

犯人グループは複数の企業を同時並行で攻撃しているため、こうした『テレコ(入れ違い)』**が発生する。

我々にとっては、犯人の正体を見破る絶好のチャンスだ!

鉄則を忘れるな!

『その企業に存在しないサービス名(楽天でプライムなど)が含まれていたら100%詐欺!』

『“・ェ”のような見たこともない文字化けがあったら、それは海外サーバーからの不審な通信!』

こんなライバル企業とフュージョンしたなりすましメール、自信を持ってゴミ箱にシュートだぜ!」

【みぬ犬の総括】

文末にある電話番号 03-5757-5252 ですが、これは実際に楽天カードのコンタクトセンターで使われていた番号(あるいはそれに酷似させた番号)である可能性があります。

詐欺メールの中に「本物の電話番号」を混ぜることで、Google検索などで番号を調べた人を安心させる手口(信頼性のハイジャック)です。

しかし、電話番号が本物でも、メールのリンク先は詐欺サイトです。絶対に騙されてはいけません。

【この事件から学べる防衛術】

教訓:楽天に、プライムはない。

今すぐできる対策:

✅ サービス名の確認:

「楽天プライム」「Amazonスーパーセール」。

企業ごとの用語が入れ替わっていないか確認してください。違和感があればクロです。

✅ 日本語の崩壊レベル:

「誤っている故に」「警告いたします」。

日本のカスタマーサポートは、こんな古風かつ攻撃的な言葉遣いはしません。

✅ 送信元アドレスを過信しない:

rakuten.co.jp と表示されていても、2022年頃のメールや、現在の設定によっては偽装が可能です。

アドレスが本物に見えても、中身(プライム等)がおかしければ偽物と断定してください。


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