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【ジャックスインターコムクラブ】ご本人様確認完了のご連絡」

件名: 【ジャックスインターコムクラブ】ご本人様確認完了のご連絡」


送信元 : jaccs7@jaccs.co.jp



Cc :


Bcc :


添付 :


日付 : 2022/3/24 0:11:15


このたびは、JACCSカードをご利用いただきありがとうございます。

ご本人様確認のための認証が行われましたので、お知らせいたします。

本サービスは、万が一、ご本人様以外による不正ログイン?操作等があった場合に、お客様が速やかに確認できるよう、追加認証の都度、メールを送信するサービスです。

お心当りのない場合や不審な点等ございましたら、御早めに確認してください。

《本人確認の方法》

?アプリでかんたん本人確認を実施する

https://www-jaccs-co-jp.micardd2.xyz

?マイページより本人確認を実施する

━━━━━━━━━━━━

■本メールは送信専用のため、こちらのメールアドレスにご返信いただいても

対応はいたしかねますのでご了承ください。

===============

■発行:株式会社ジャックス

https://jaccs.co.jp

━━━━━━━━━━━━

ライバル企業の名前が入ってる!? 雑なドメイン使い回しのJACCS詐欺

【みぬ犬の独自分析メモ】

これは2022年3月24日 0:11:15のアーカイブ検体です。

このメールは、フィッシング詐欺グループの**「ドメインの使い回し(節約術)」**が仇となった、非常に間抜けな事例です。

  1. 【衝撃のURL:JACCSなのにMICARD?】リンク先:https://www-jaccs-co-jp.micardd2.xyzここをよく見てください。前半は www-jaccs-co-jp と書いてJACCSを装っていますが、ドメインの本体(親玉)は micardd2.xyz です。**「MICARD(エムアイカード)」**は、三越伊勢丹グループのクレジットカードです。JACCSとは全くの別会社(ライバル)です。犯人は、エムアイカード詐欺用に取得した格安ドメイン(.xyz)を、そのままJACCSの詐欺にも流用してしまったのです。「JACCSのお知らせ」をクリックしたら「エムアイカード」のドメインに飛ぶ。完全に破綻しています。
  2. 【件名の誤植:謎のカッコ「」】件名:ご本人様確認完了のご連絡」文末に、閉じるカッコ 」 だけがポツンと残っています。おそらく「【重要】」のようなカッコをコピペする過程でミスをしたか、テンプレート作成時の消し忘れでしょう。公式の自動配信メールで、件名にこんなゴミが残ることはありません。
  3. 【文字化けの再来:?マーク】本文:?アプリでかんたん… ?マイページより…ここでも ?(クエスチョンマーク) が出現しています。本来は「■」や「・」などの箇条書き記号だったはずですが、文字コードの不一致で化けています。先ほどのMUFGカード詐欺(?マークだらけ)と同様、海外ツール特有の痕跡です。

【ひと目でわかるサマリーBOX】

| 項目 | 内容 | |

| :— | :— | |

| 危険度 | ★★★☆☆(URLを見れば即バレ) |

| 【手口】カテゴリー | 本人確認完了(事後報告)偽装

ハイフン連結偽装URL

ドメイン流用(JACCSなのにMICARD) |

| 【なりすまし先】 | JACCS(ジャックスインターコムクラブ) |

| 見抜くポイント | ①URLに他社名(micard)が含まれている

②件名の末尾に不要な記号 がある

③箇条書きの頭が ? に文字化けしている |

| 主なターゲット | JACCSカード利用者 |

【フィッシー団長の悪巧み】

クックック…ドメインを買うのも金がかかるからな!

「エムアイカード」詐欺用に買った micardd2.xyz が余ってるな…。

よし、これの頭に jaccs って付け足して、ジャックス詐欺に使っちゃえ!

客なんてどうせURLの最初の方しか見てないだろ?

最後がエムアイカードだろうが、XYZだろうが、気づきやしないさ!

件名の最後に 」 が残ってる?

…愛嬌だよ、愛嬌!ガッハッハ!

【探偵たちの捜査会議】

🐰ペコン:

「うわあああ!先輩!JACCSカードから『本人確認完了』のメールです!

僕、夜中に本人確認なんてしてませんよ!?

誰かが僕のふりをしてログインしたってことですか!?

『万が一不正ログインがあった場合』って書いてあります!

リンクから確認しないと、カードが乗っ取られちゃいます!」

🐱カワミ:

「ペコン君、リンク先こそが乗っ取り現場だニャ!

証拠①:ライバルとの禁断の合体

URLを見るニャ。『micardd2.xyz』。

エムアイカード(三越伊勢丹)の名前が入ってるニャ。

JACCSのメールなのに、ドメインはエムアイカード風。

犯人が『ドメイン代をケチって使い回した』証拠だニャン!

証拠②:しまらない件名

件名の最後、『ご連絡」』ってなってるニャ。

始まりの『「』がないのに、終わりだけあるニャ。

コピペ失敗の典型例だニャン!

証拠③:ハテナな箇条書き

『?アプリ』『?マイページ』。

またこの文字化けだニャ。

日本国内のシステムから送ったら、こんな記号ミスは起きないニャン!」

🐶みぬ犬:

「その通りだ!

この検体は、**『ドメイン構造の理解度』を試す踏み絵のようなメールだ。

URLの冒頭に jaccs と書いてあっても、末尾(ドメイン本体)が xyz で、しかも他社名 micard が入っている。

これは『キメラ(合成獣)詐欺』**とも呼ぶべきお粗末な構成だ!

鉄則を忘れるな!

『URLは“左側”ではなく“右側(ドメイン本体)”を見ろ!』

『A社のメールなのに、URLにB社の名前が入っていたら100%詐欺!』

こんな他社の看板を借りたなりすましメール、自信を持ってゴミ箱にシュートだぜ!」

【みぬ犬の総括】

URLの構造について補足します。

https://www-jaccs-co-jp.micardd2.xyz

この場合、ドメインの所有者は micardd2.xyz です。

www-jaccs-co-jp の部分は、犯人が自由に設定できる「サブドメイン(ホスト名)」に過ぎません。

どんなに左側を本物っぽくしても、右側の .xyz が全てを物語っています。

正規のJACCSは jaccs.co.jp です。ハイフンで繋いだりしません。

【この事件から学べる防衛術】

教訓:URLの「お尻」を見れば、正体がわかる。

今すぐできる対策:

✅ URLの「親玉」を探す:

長いURLが出てきたら、一番右側の .com や .jp の直前を見てください。

そこが jaccs でなければ偽物です。今回は micardd2 でした。

✅ 件名のゴミに注目:

「」の片方だけ、変なスペース、意味不明な記号。

件名にノイズが混じっていたら、それは雑な詐欺メールのサインです。

✅ 文字化け ? は即削除:

箇条書きの頭が ? になっているメールは、それだけで読む価値がありません。


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