件名: アマゾンから届いた注文い番号
送信元 : ncv@bounces.amazon.co.jp
Cc :
Bcc :
添付 :
日付 : 2021/12/7 5:54:28
| ご注文を承りましたので、お早めに発送させていただきます。注文番号ama-2021120711123-125受付日時2021/12/07注文金額¥49,600ご確認または変更 https://order.arnoazn.6cb6.com Amazonのまたのご利用をお待ちしております。 |
「注文い番号」って何? 誤字が招く、49,600円の架空請求
【みぬ犬の独自分析メモ】
今回も2021年12月7日のアーカイブ検体ですね。
このメールは、一見するとAmazonからの正式な注文確認に見えますが、**「件名の誤字」と「リンク先のドメイン」**で完全に正体がバレています。
- 【件名の脱字・誤字:注文い番号】件名:アマゾンから届いた注文い番号「注文番号(ちゅうもんばんごう)」と言いたかったのでしょうが、間に謎の 「い」 が入っています。Amazonの自動配信システムが、こんな初歩的なタイプミスをするはずがありません。これは、外国人犯罪グループが日本語を入力する際にミスをしたか、あるいは「迷惑メールフィルターを回避するため」にあえてノイズ(文字)を混ぜた可能性があります。
- 【デタラメな注文番号形式】注文番号:ama-2021120711123-125Amazonの注文番号は、通常 3桁-7桁-7桁 の数字(例:250-1234567-1234567)で構成されます。ama-日付… のような形式は存在しません。犯人が適当に作った番号です。
- 【視覚トリックを使った偽URL】リンク先:https://order.arnoazn.6cb6.comここが一番のポイントです。arnoazn (アルノアゾン?)。パッと見ると amazon に見えなくもない文字列をサブドメインに使い、本物を装っていますが、実際のドメインは 6cb6.com という謎の英数字です。これは典型的なフィッシングサイトへの誘導リンクです。
- 【送信元偽装(Spoofing)】送信元:ncv@bounces.amazon.co.jp表示上はAmazonの公式ドメインに見えますが、2021年当時はセキュリティ認証(DMARC等)をすり抜けて、送信元を偽装する手口が横行していました。「アドレスが正しいから本物」とは限らない、良い例です。
【ひと目でわかるサマリーBOX】
| 項目 | 内容 | |
| :— | :— | |
| 危険度 | ★★★★☆(金額によるパニック誘導) |
| 【手口】カテゴリー | 架空注文詐欺(49,600円)
タイポスクワッティング(似た文字列のURL)
送信元偽装 |
| 【なりすまし先】 | Amazon.co.jp |
| 見抜くポイント | ①件名が「注文い番号」になっている
②注文番号の形式がAmazon公式と違う
③URLが 6cb6.com(Amazonではない) |
| 主なターゲット | Amazon利用者 |
【フィッシー団長の悪巧み】
懐かしいな! 2021年の「注文い番号」事件だ!
笑うなよ! キーボードの「I(い)」を押し間違えただけだ!
でもな、人間ってのは「49,600円」という金額を見ると、誤字なんて目に入らなくなるんだよ。
「えっ! 5万円も使ってない!」って焦って、リンクをクリックする。
URLの arnoazn も力作だろ?
アマゾンっぽく見える魔法の文字列さ!ガッハッハ!
【探偵たちの捜査会議】
🐰ペコン:
「うわあああ!先輩!Amazonから『注文い番号』が届きました!
49,600円!?
僕、そんな高いもの買ってませんよ!
『お早めに発送させていただきます』って、発送しないでー!
早くキャンセルボタンを押さなきゃ!」
🐱カワミ:
「ペコン君、焦る前に日本語をよく読むニャ!
証拠①:注文「い」番号
『注文い番号』って何ニャ?
『い』が多いニャ。
AmazonのAIが誤字脱字をするわけないニャ。
これは日本語が苦手な犯人が、慌てて作った証拠だニャン!
証拠②:アルノアゾンの罠
URLを見るニャ。『arnoazn(アルノアゾン)』。
Amazonのアナグラムかニャ?
よく見ると『https://www.google.com/url?sa=E&source=gmail&q=6cb6.com』っていう全然違うサイトに繋がってるニャ。
目の錯覚を利用した子供騙しだニャン!
証拠③:変な番号
『ama-2021…』。
Amazonの注文番号はそんな形じゃないニャ。
ただの日付と適当な数字の羅列だニャン!」
🐶みぬ犬:
「その通りだ!
このメールは、**『高額請求によるパニック』を引き起こし、判断力を奪う典型的な手口だ。
だが、『件名の誤字』**という致命的なミスのおかげで、冷静になればすぐに見抜ける!
鉄則を忘れるな!
『件名に誤字脱字(てにをは、謎の文字)があったら、それは海外からの詐欺メール!』
『身に覚えのない注文メールが来たら、メール内のボタンは押さず、Amazonアプリの注文履歴を見ろ!』
こんな誤字だらけのなりすましメール、自信を持ってゴミ箱にシュートだぜ!」
【みぬ犬の総括】
2021年のこの検体は、フィッシングメールにおける**「URLの視覚的偽装(Typosquatting/Homograph attackの一種)」**の良い例です。
amazon → arnoazn
amazon → arnazon
このように、形が似ている文字を使って誤認させる手口は今でも健在です。
ドメインの「一番後ろ(.comの直前)」を確認する習慣があれば、これらは全て無効化できます。
【この事件から学べる防衛術】
教訓:Amazonの注文履歴にないものは、この世に存在しない。
今すぐできる対策:
✅ 注文履歴の絶対視:
「注文しました」メールが来たら、Amazonアプリを開いて「注文履歴」を見てください。そこに載っていなければ、そのメールは100%嘘です。発送されることも、請求されることもありません。
✅ URLの「親玉」を見る:
order.arnoazn.6cb6.com
ドットで区切られた一番右側(6cb6.com)が、そのサイトの本当の持ち主です。Amazonではありません。
✅ 誤字を探して笑い飛ばす:
「注文い番号」。
見つけたら「はいはい、詐欺詐欺」と笑って削除しましょう。
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