件名: Amazonアカウントの深刻なセキュリティ問題
送信元 : amazon-tester@xvdc1s6.cn
Cc :
Bcc :
添付 :
日付 : 2021/9/26 0:08:32
「amazon-tester」って何!? テスターが本番環境で削除予告してくる謎
【みぬ犬の独自分析メモ】
これは2021年の事例ですが、**「中国語圏の詐欺ツール」**の特徴が色濃く出ている興味深いサンプルです。
- 【送信元:テスターからのメール?】送信元アドレス:amazon-tester@xvdc1s6.cnまずドメインが .cn(中国) です。そしてユーザー名の amazon-tester。「Amazonテスター」? 試験運用のアカウントでしょうか?顧客のセキュリティに関わる重要メールを、こんなふざけた名前のテスト用アカウント(しかも中国ドメイン)から送ることは100%ありえません。
- 【言葉の違和感:「バインディング」】「バインディングされたカードが期限が切れていたり」これは決定的な証拠です。「Binding(紐付け)」は、中国語のアプリやサイトではよく使われる表現(绑定)ですが、日本のAmazonで「カードのバインディング」という言葉は使いません。 普通は「登録されたカード」です。犯人が中国語のテンプレートを直訳した痕跡がくっきりと残っています。
- 【脅しの矛盾:削除される?】「数日以内…Amazonアカウントは自動的に削除されます」支払いが更新できないだけで、アカウントを「削除」までする企業はありません。せいぜい「一時停止」です。「削除=二度と使えなくなる」と脅すことで、利用者をパニックにさせる作戦です。
【ひと目でわかるサマリーBOX】
| 項目 | 内容 | |
| :— | :— | |
| 危険度 | ★★★★★(非常に危険・海外ドメイン) |
| 【手口】カテゴリー | アカウント削除脅迫
翻訳ミス(バインディング)
なりすまし送信(.cnドメイン) |
| 【なりすまし先】 | Amazon |
| 見抜くポイント | ①送信元が amazon-tester かつ .cn ドメイン
②「バインディングされたカード」という不自然な用語
③システム更新で住所が間違ったという謎の理由 |
| 主なターゲット | Amazon利用者 |
【フィッシー団長の悪巧み】
フッフッフ…団長のフィッシーだ。
今日は「amazon-tester」のアドレスで実験開始だ!
中国のサーバー(.cn)から送るけど、気にしない気にしない!
理由は「システムのアップグレードで住所が消えた」ことにしよう。そんなことありえないけどな!
「カードのバインディング(紐付け)」が切れたと言えば、IT用語っぽくて信じるだろ?
仕上げに「アカウントを削除するぞ!」と脅せば、慌てて個人情報を入力するはずだ!ガッハッハ!
【探偵たちの捜査会議】
🐰ペコン:
「うわあああ!先輩!Amazonから『深刻なセキュリティ問題』です!
『バインディングされたカード』がおかしいみたいです!
バインディング…?
スノーボードの留め具のことですか?
Amazonでスノボ用品を買ったからかな?
数日以内に『所有権の証明』をしないと、アカウントが削除されちゃいます!」
🐱カワミ:
「ペコン君、雪山に行く準備はしなくていいニャ! それは翻訳ミスの山だニャ!
証拠①:テスターって誰だニャ?
送信元を見るニャ。amazon-tester@…cn。
『テスター(試験者)』って名乗ってるニャ。
しかも中国(.cn)からだニャ。
Amazonが顧客対応にテスト用のアカウントを使うわけないし、中国から送るわけもないニャン!
証拠②:バインディングの謎
日本のAmazonは『バインディング』なんて言葉使わないニャ。
これは中国語の『绑定(紐付け)』を無理やりカタカナにしただけだニャ。
犯人の正体が丸わかりだニャン!
証拠③:システム更新の嘘
『システムのアップグレードで住所が間違った』なんて言い訳、聞いたことないニャ。
そんな欠陥システムならAmazonは倒産してるニャ!
これは情報を盗むためのデタラメな口実だニャン!」
🐶みぬ犬:
「その通りだ!完璧な推理だ、カワミ君!
犯人はな、**「深刻な問題」というタイトルでビビらせて、「バインディング」という聞き慣れない言葉で煙に巻こうとしている!
だが、「amazon-testerというふざけた名前」と「.cnドメイン」**で、その正体は実験気分の詐欺師だとバレているぞ!
鉄則を忘れるな!
『“バインディング”や“凍結解除”など、普段Amazonが使わない言葉があったら詐欺!』
『“システム更新でデータが消えた”というのは、フィッシング詐欺の定番の嘘だ!』
こんな実験レベルのなりすましメール、自信を持ってゴミ箱にシュートだぜ!」
【みぬ犬の総括】
「amazon-tester」のような送信元名は、犯人がツールで適当に入力したものがそのまま使われているケースが多い。
また、脅し文句として「アカウント削除」を使うのも詐欺特有だ。
Amazonのようなプラットフォーム企業にとって、ユーザー数は資産。料金未払い程度で簡単に「削除(退会扱い)」することはない。
【この事件から学べる防衛術】
教訓:Amazonはテスターに顧客対応をさせません。
今すぐできる対策:
✅ 「.cn」は即削除:
Amazonからのメールで、ドメイン末尾が .cn(中国)だったら、1秒で詐欺と判断してOKです。
✅ 用語の違和感:
「バインディング」「安全認証」「所有権の証明」。これらの言葉はAmazon公式の用語ではありません。違和感を感じたら、それは翻訳メールです。
✅ 削除の脅しは無視:
「削除されます」「永久に停止します」という強い脅し文句は、あなたを焦らせるための演出です。本物の企業なら、まずは「一時保留」などの穏便な措置を取ります。
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