件名: 【最終警告】VISAカード からの緊急の連絡
送信元 : vpass@visa.co.jp
Cc :
Bcc :
添付 :
日付 : 2021/11/5 5:08:33
【VISAカード】利用いただき、ありがとうございます。
このたび、ご本人様のご利用かどうかを確認させていただきたいお取引がありましたので、誠に勝手ながら、カードのご利用を一部制限させていただき、ご連絡させていただきました。
つきましては、以下へアクセスの上、カードのご利用確認にご協力をお願い致します。
お客様にはご迷惑、ご心配をお掛けし、誠に申し訳ございません。
何卒ご理解いただきたくお願い申しあげます。
ご回答をいただけない場合、カードのご利用制限が継続されることもございますので、予めご了承下さい。
■ご利用確認はこちら
ご不便とご心配をおかけしまして誠に申し訳ございませんが、
何とぞご理解賜りたくお願い申しあげます。
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■発行者■
VISAカード
東京都中野区中野4-3-2
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無断転載および再配布を禁じます。
「VISAカード」という会社は存在しない!? 住所でバレるコピペの失敗作
【みぬ犬の独自分析メモ】
今回のターゲットは、世界的な国際ブランド**「VISA」**そのものです。
しかし、このメールにはクレジットカードの仕組みを根本的に理解していない、詐欺師の致命的なミスがあります。
- 【最大の矛盾:「VISAカード」という発行会社はない】署名:発行者:VISAカードここが一番の笑いどころです。VISAは「決済ブランド(国際ブランド)」であり、カードを発行している会社(イシュア)ではありません。カードを発行し、利用停止などの管理を行うのは「三井住友カード」や「楽天カード」、「クレディセゾン」などのカード会社です。VISA本体が、個人の利用者に直接「利用制限」のメールを送ることは、仕組み上ありえません。(※「三井住友VISAカード」のように商品名に付くことはありますが、発行者はあくまで三井住友カードです)
- 【住所のミステリー:中野区中野4-3-2】住所:東京都中野区中野4-3-2この住所を調べてみてください。ここは**「株式会社クレディセゾン(セゾンカード)」の本社(本店)などがある場所です。一方、VISAの日本法人(ビザ・ワールドワイド・ジャパン)は千代田区の丸の内にあります。つまり犯人は、「セゾンカード」の詐欺メールのテンプレート(住所)を使い回して、名前だけ「VISA」に書き換えた**結果、ちぐはぐなメールを作ってしまったのです。
- 【送信元偽装と「Vpass」の悪用】送信元:vpass@visa.co.jpvpass(ブイパス)は、VJAグループ(三井住友カードなど)の会員サイトの名称です。VISA公式サイト(visa.co.jp)のドメインになりすましていますが、Vpassは特定のカード会社群のサービス名であり、ブランドとしてのVISAがこのアドレスを使うのは不自然です。
【ひと目でわかるサマリーBOX】
| 項目 | 内容 | |
| :— | :— | |
| 危険度 | ★★★★★(非常に危険・送信元偽装) |
| 【手口】カテゴリー | カード利用制限偽装
ブランド詐称(発行者がVISA)
テンプレートの不整合(住所がセゾン) |
| 【なりすまし先】 | VISA(ブランド) / VJAグループ |
| 見抜くポイント | ①「VISAカード」という発行者名は存在しない
②住所(中野区)がVISA日本法人と異なる
③送信元が本物に見えても中身が矛盾だらけ |
| 主なターゲット | VISAブランドのカードを持っている全ての人 |
【フィッシー団長の悪巧み】
フッフッフ…団長のフィッシーだ。
日本人の財布には必ず「VISA」のマークが入ったカードが入っているはずだ。
だったら、特定のカード会社を名乗るより、「VISAカード」って言った方が全員ひっかかるんじゃないか?
名案だろ!
住所? 面倒だから前の「セゾンカード」のやつそのままでいいや!
「最終警告」って脅せば、住所なんて誰も調べないさ。
世界のVISA様からの連絡だぞ、ひれ伏してクリックしろ!ガッハッハ!
【探偵たちの捜査会議】
🐰ペコン:
「うわあああ!先輩!ついに『VISAカード』の総本山から『最終警告』が来ました!
『緊急の連絡』です!
僕のカード、VISAついてます!
世界のVISAに怒られるなんて、僕、国際的な指名手配犯になっちゃうんですか!?
『誠に勝手ながら』止められちゃいました~!」
🐱カワミ:
「ペコン君、パスポートは安全だニャ! そのメールはただの勘違い野郎だニャ!
証拠①:VISAは黒幕じゃない
VISAは『ブランド』だニャ。
実際にカードを管理してるのは、カードの裏に書いてある『〇〇カード株式会社』だニャ。
VISA本体がわざわざ君にメールしてくるなんて、トヨタの社長が『ガソリン減ってますよ』って電話してくるくらいありえないニャン!
証拠②:住所のテレコ
住所を見るニャ。『中野区中野4-3-2』。
これはセゾンカードとかのビルだニャ。
VISAの日本のオフィスは丸の内だニャ。
看板はVISAなのに、住所はセゾン。犯人の雑なコピペ仕事がバレバレだニャン!
証拠③:Vpassの違和感
アドレスに『vpass』って入ってるけど、これは三井住友系などのサービス名だニャ。
『VISAカード』全体を指す言葉じゃないニャ。
知ってる単語を適当に並べただけだニャン!」
🐶みぬ犬:
「その通りだ!完璧な推理だ、カワミ君!
犯人はな、**「VISAという圧倒的な知名度」を利用して数打ちゃ当たる作戦に出たが、「カード業界の仕組みへの無知」と「住所のコピペミス」で自滅している!
だが、「最終警告」という言葉と「もっともらしい送信元」**に騙される人は後を絶たない!
鉄則を忘れるな!
『“発行者:VISAカード”というメールは100%詐欺!VISAは発行会社ではない!』
『メールに書かれた住所をググれ! 社名と場所が違ったら即アウト!』
こんな基本構造も分かっていないなりすましメール、自信を持ってゴミ箱にシュートだぜ!」
【みぬ犬の総括】
クレジットカードの詐欺メールを見抜く最強の方法は、**「手持ちのカードの裏面を見る」**ことだ。
そこには必ず、そのカードを発行した会社の名前と、本物の電話番号が書いてある。
「VISA」としか書いていないメールが来たら、カード裏面を見て「私のカード会社は楽天だ」「エポスだ」と確認すれば、発行元が違うことにすぐ気づけるはずだ。
【この事件から学べる防衛術】
教訓:VISAマークは「ブランド」。管理するのは「カード会社」。
今すぐできる対策:
✅ カード裏面照合の術:
メールが来たら、自分の財布のカードを裏返してください。
「発行:三井住友カード」「発行:楽天カード」などと書いてあるはずです。
メールの差出人が、その会社名と一致していなければ、すべて詐欺です。
✅ 住所検索の習慣:
メール末尾の住所「東京都中野区中野4-3-2」をGoogleマップに入れてみてください。「クレディセゾン」などが出てきて、「あれ? VISAじゃないじゃん」と一発で分かります。
✅ 「Vpass」などの用語確認:
VpassはVJAグループ(三井住友カードなど)の会員サイトです。もしあなたが楽天カードのVISA持ちなら、Vpassという単語が出てくる時点でおかしいと気づけます。
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