件名: 【三菱UFJ】お取引を規制いたしました
送信元 : tsmuuctrl@mufg.jp
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添付 :
日付 : 2021/9/17 9:08:57
三菱UFJ銀行ご利用のお客様
いつも三菱UFJ銀行をご利用いただき、ありがとうございます。
お客さまのお取引を規制させていただきましたので、お知らせします。
規制内容は下記をご確認ください。
取引規制日時:2021/09/17 9:09:11
取引規制内容
・出金規制
・入金規制
以下へアクセスし、規制解除をしてください。https://entry.ilbk-mufg.com/
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株式会社 三菱UFJ銀行
金融機関コード(銀行コード):0005
登録金融機関 関東財務局長(登金)第5号
加入協会 日本証券業協会、一般社団法人
金融先物取引業協会、一般社団法人 第二種金融商品取引業協会
「ilbk」って何!? 本物に似せた偽ドメインの罠
【みぬ犬の独自分析メモ】
これも2021年の事例ですが、**「本物っぽい偽ドメイン」**を使った非常に巧妙なフィッシング詐欺です。
先ほどの「PayPay会社」や「三菱UFJ会社」のような笑えるミスがなく、見た目が少し洗練されている分、騙される人が多いタイプです。
- 【URLの偽装:ilbkの謎】リンク先:https://entry.ilbk-mufg.com/三菱UFJ銀行の正規のインターネットバンキング(三菱UFJダイレクト)のURLは direct.bk.mufg.jp などです。今回の ilbk-mufg.com は、犯人が取得した偽ドメインです。「ilbk」は「Internet Banking」や「ibk(internet bank)」に見間違えさせようとしている意図を感じます。また、末尾が銀行の .jp ではなく、商用の .com になっているのも大きな特徴です。
- 【テンプレートの使い回し】本文をよく見てください。「取引規制日時」「・出金規制・入金規制」という書き方。これは先ほどの「PayPay銀行(japannetbanok)」のメールと構成が全く同じです。同じ詐欺グループが、銀行名とロゴだけを差し替えて、複数の銀行の顧客を同時に攻撃していた証拠です。
- 【送信元偽装(Spoofing)】送信元アドレス:tsmuuctrl@mufg.jpこれも先ほどと同様、表示上は本物のドメイン mufg.jp になっていますが、中身は偽装です。ユーザー名の tsmuuctrl は、「MUFG Control(管理)」っぽく見せようとしていますが、公式はこのような意味不明な短縮語を使いません。
【ひと目でわかるサマリーBOX】
| 項目 | 内容 | |
| :— | :— | |
| 危険度 | ★★★★★(非常に危険・偽サイト誘導) |
| 【手口】カテゴリー | 取引制限偽装(入出金規制)
類似ドメイン詐欺(Typosquatting)
テンプレート使い回し |
| 【なりすまし先】 | 三菱UFJ銀行 |
| 見抜くポイント | ①URLが正規(bk.mufg.jp)ではない(ilbk-mufg.com)
②「規制」という言葉の使い方が少し不自然
③PayPay銀行詐欺と同じテンプレート |
| 主なターゲット | 三菱UFJ銀行口座保有者 |
【フィッシー団長の悪巧み】
フッフッフ…団長のフィッシーだ。
「三菱UFJ会社」の件名は失敗したからな、今回は真面目にやるぞ。
URLは本物っぽく ilbk-mufg.com を取った!
「i(アイ)」と「l(エル)」が並んでると、なんかインターネットバンキングっぽく見えるだろ?
中身はPayPay銀行のやつをそのままコピペだ!
「規制」って言葉を使えば、行政処分みたいで怖がるからな!ガッハッハ!
【探偵たちの捜査会議】
🐰ペコン:
「うわあああ!先輩!また三菱UFJから規制メールです!
今度は『会社』じゃなくてちゃんと『銀行』って書いてあります!
URLも ilbk-mufg …インターネット・ラッキー・バンク・キング?
なんか本物っぽいドメインですよ!
今度こそクリックしなきゃ!」
🐱カワミ:
「ペコン君、ラッキーなんてどこにも書いてないニャ! それは罠ドメインだニャ!
証拠①:偽物のURL
三菱UFJ銀行の正規URLは direct.bk.mufg.jp だニャ。
ilbk-mufg.com なんてサイトは、犯人が作った偽の入り口だニャ。
銀行は .com よりも、信頼性の高い .jp を使うのが普通だニャン!
証拠②:コピペの証拠
この『出金規制・入金規制』って書き方、さっきのPayPay銀行詐欺と一緒だニャ。
銀行が違えば文面も変わるはずなのに、全く同じなのはおかしいニャン!
証拠③:規制という言葉
銀行は普通『利用制限』とか『一時停止』って言うニャ。
『お取引を規制いたしました』って、なんか警察みたいで違和感があるニャ。
これも海外の詐欺師が辞書を見て適当に選んだ言葉だニャン!」
🐶みぬ犬:
「その通りだ!完璧な推理だ、カワミ君!
犯人はな、**「それっぽい文字列のドメイン」を取得して、「本物と見間違える一瞬」を狙っている!
だが、「正規URLとの相違」と「使い回しの文面」**で、その正体は量産型フィッシングだとバレているぞ!
鉄則を忘れるな!
『銀行のログイン画面へ誘導するメールのURLは、ブックマークと照合せよ!』
『.com や .cn など、正規ドメイン(.jp)以外が含まれていたら詐欺だ!』
こんな偽装工作だらけのなりすましメール、自信を持ってゴミ箱にシュートだぜ!」
【みぬ犬の総括】
フィッシング詐欺において、URL(ドメイン)の確認は最後の砦だ。
どんなにメールの文章が完璧でも、どんなに送信元を偽装しても、「リンク先のURL」だけは、犯人のサーバーを指していなければならない。
そこを見れば、100発100中で見抜ける。
「mufg」の文字が入っているからといって安心せず、前後の文字もしっかり見よう。
【この事件から学べる防衛術】
教訓:銀行のURLは「.com」ではありません。
今すぐできる対策:
✅ URLの「構造」を知る:
三菱UFJ銀行のダイレクトバンキングは direct.bk.mufg.jp です。これ以外の、例えば mufg-web.com や login-mufg.net などは全て詐欺サイトです。
✅ メールのリンクからはログインしない:
これが鉄則です。どんなに緊急と言われても、メールの青い文字(リンク)は押さず、Google検索で「三菱UFJダイレクト」と検索してアクセスしてください。
✅ 他行のメールと比較する:
複数の銀行から、同じタイミングで、似たような「規制」メールが届いたら、それは大規模なフィッシング攻撃の合図です。全て無視してください。
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