件名: 【東京電カエナジーパートナー】カード情報更新のお知らせ
送信元 : account-update@tepco.co.jp
Cc :
Bcc :
添付 :
日付 : 2021/7/21 7:26:12
──────────────────────────────────
■□ 【重要/くらしTEPCO web】カード情報更新のお知らせ □■
──────────────────────────────────
—————————————————————–
残念ながら、あなたのアカウントを更新できませんでした。これは、カードが期限切れになったか。
請求先住所が変更されたなど、さまざまな理由で発生する可能性があります。
今アカウントを確認できます。
—————————————————————–
登録URL
—————————————————————–
なお、24時間以内にご確認がない場合、誠に遺憾ながら、アカウントをロックさせていただくことを警告いたします
パスワードを変更した覚えがない場合は、至急 03-6373-1111(までお電話ください。
「東京電カ(カ?)」!? 漢字の「力」をカタカナの「カ」にすり替えた、視力検査のようなTEPCO詐欺
【みぬ犬の独自分析メモ】
今回の手口は、「カード情報更新のお知らせ」「アカウントをロックさせていただく」と脅す、電力会社をかたる**「不安喚起型(アカウント停止型)」**の詐欺メールです。
犯人は、非常に細かい**「文字の偽装(ホモグラフ攻撃)」を行っています。
件名をよく見てください。「東京電カエナジーパートナー」となっています。
本来は「東京電力**(ちから)」ですが、犯人はカタカナの「カ」を使っています。
(※「力(ちから)」と「カ(か)」は、フォントによっては見分けがつきませんが、コンピューター上では全く別の文字です)。
さらに、送信元を「account-update@tepco.co.jp」と本物のTEPCOドメインに偽装(スプーフィング)しています。
しかし、本文の日本語(「誠に遺憾ながら…警告いたします」など)が不自然であり、メールの日付も「2021年7月21日」と4年以上も前のものです。
「送信元偽装」と「文字偽装」を組み合わせた、技術的には小賢しいものの、中身がボロボロな“化石”詐欺メールです。
【ひと目でわかるサマリーBOX】
| 項目 | 内容 | |
| :— | :— | |
| 危険度 | ★★★★★(非常に危険)※送信元偽装・文字偽装あり |
| 【手口】カテゴリー | 不安喚起型(アカウント停止型)
文字偽装(ホモグラフ攻撃)
送信元偽装型 |
| 【なりすまし先】 | インフラ系 (東京電力エナジーパートナー / くらしTEPCO) |
| 見抜くポイント | ①件名の文字偽装(電力→電カ)
②不自然な日本語(残念ながら 誠に遺憾ながら)
③メールの日付が「2021年」(約4年前)
④送信元が公式に見えるが偽装されている |
| 主なターゲット | 東京電力エリアの居住者 |
【フィッシー団長の悪巧み】
フッフッフ…団長のフィッシーだ。今回は「東京電力」になりすましてやる!
だが普通に送ってもつまらん。件名の「力(ちから)」を、カタカナの「カ」に変えてやったわ!
見た目は同じだが、これでスパムフィルターを混乱させることができる!
文章も「誠に遺憾ながら警告いたします」と、最大限に偉そうにしてビビらせてやる!
ヤツらは『電気が止まる!』と焦って、漢字の違いなんぞ気づきはせん!『登録URL』を押すのよ!ガッハッハ!
【探偵たちの捜査会議】
🐰ペコン:
「うわあああ!先輩!大変です!
東京電力から『カード情報更新のお知らせ』が!
『誠に遺憾ながら、アカウントをロックさせていただくことを警告いたします』ですって!
な、なんかすごく怒られてます!? 警告されちゃいました!
送信元も @tepco.co.jp だから本物です! 早く更新しないと電気が消えちゃう!」
🐱カワミ:
「ペコン君、落ち着くニャ! 怒られてるんじゃなくて、脅されてるんだニャ!
証拠①:文字の偽装(ホモグラフ攻撃)
件名をよーく見るニャ! 『東京電カ』…これ、漢字の『力』じゃなくて、カタカナの『カ』だニャ!
『トウキョウデンカ』…? 誰だニャお前は!
証拠②:偉そうな日本語
『誠に遺憾ながら警告いたします』なんて、電力会社がお客様に言うセリフじゃないニャ。まるで宣戦布告だニャン! 翻訳ソフトの使い方が変だニャ。
証拠③:メールの日付
このメールが送られてきたのは『2021年7月21日』だニャ。今は2025年だニャ! 4年以上も前の警告だニャ!」
🐶みぬ犬:
「その通りだ!完璧な推理だ、カワミ君!
犯人はな、**“送信元偽装”と“文字のすり替え”で、我々の目を欺こうとしている!
だが、「変な日本語」と「4年前の日付」**で自滅しているぞ!
鉄則を忘れるな!
『“遺憾ながら警告”なんて偉そうな口をきく電力会社は、100%詐欺!』
『“電力”の字がカタカナの“電カ”に見えたら、即ゴミ箱行きだ!』
『送信元が本物に見えても、中身が変なら絶対にリンクを踏むな!』
これも自信を持って、ゴミ箱にシュートだぜ!」
【みぬ犬の総括】
今回の犯人は、「ホモグラフ攻撃(文字偽装)」と「スプーフィング(送信元偽装)」という2つの技術を使っているが、肝心の日本語がお粗末すぎる。
「残念ながら」「誠に遺憾ながら」といった表現は、海外の詐欺グループが英語の “Unfortunately” や “Regrettably” を直訳した際によく現れる特徴だ。
どんなに技術的に偽装しても、言葉の違和感までは隠せない。
【この事件から学べる防衛術】
教訓:「アカウントロック」という“生活インフラの危機”であなたを焦らせようとしていますが、日本語も文字もデタラメです。
今すぐできる対策:
✅ 日本語の「トーン(口調)」を確認する:
日本のインフラ企業が「遺憾ながら警告する」といった高圧的で不自然な表現を使うことはありません。
✅ 件名の「文字」に違和感を持つ:
「東京電カ」のように、漢字とカタカナを混ぜる手口はよく使われます。少しでも違和感があれば疑ってください。
✅ 「送信元アドレス」ですら100%信用しない:
メールの From:(送信元)は、犯人によって“偽装(なりすまし)”されている可能性があります。「送信元が公式だから」という理由だけで信用するのは危険です。
✅ 不安でも「公式アプリ」か「安全なブックマーク」から確認:
「電気が止まる?」と不安になっても、絶対にメール内のリンクはクリックしてはいけません。必ず、**公式アプリ(「くらしTEPCO」など)**や、**自分で安全なサイトを登録した「ブックマーク」**からログインし、契約状況を確認してください。
この記事は役に立ちましたか?
もし参考になりましたら、下記のボタンで教えてください。

コメント